子宮頸癌ワクチン

今日、歯医者さんの待合室で某週刊誌に目をやると、子宮頸癌ワクチンで様々な後遺症に悩まされている女の子達の直筆の手紙が載せてあった。

ワクチンの後遺症で車いす生活になってしまった子、右手が使えなくなってしまって慣れない左手で書いた震えた字で身体の痛みを訴えて早く学校へ行きたいと書いていた子、24時間頭痛に悩まされ、突然気を失い真横に倒れてしまう事があると訴える子、笑顔が出来ない、言葉が出てこなくて友達が出来ないと悩む子・・・。切なくて心が痛い。

まだ中学生や高校生。これからという時に様々な症状に襲われて、この症状を和らげる方法は無いという。一生このまま・・という。

自然療法、血液循環法、東洋医学etc…と色々な勉強をし色々な症状の患者さんを見て来た母は、この子宮頸癌ワクチンが小中学校で無料接種となった時、この先恐ろしい事になるのでは・・・と懸念していた。

ちょうどその年頃の娘さんをもつ患者さんの一人は、自分自身の身体の不調から母のもとに施術を受けに来るようになった方。

もう、お嬢さんのウエディングドレス姿は見られないでしょう。と特殊な病気を告げられて、そう言われたそうな。

特になせる治療も無いと・・・。

失意の中、母の存在を思い出し、病院から家にどう帰ったか今でも思い出せないらしいけれど、直ぐに母に連絡を取り、その時から数年の間治療をしている。お医者さんもびっくりするような効果が現れたこともあり、色々な症状が改善されている事もあり、何かあれば色々な事を母に相談している。

娘さんの子宮頸癌ワクチンの時にも、どこか疑問があったのか母に相談をしたらしい。母は自分の知識の中で思う事をその方に伝え、その方は娘さんにワクチンは打たせないと決めた。

その時、たった一人だけワクチンを受けなかった娘さんとその方は、学校から変人扱いされたそうな。

しかし、今になってみて、その患者さんは周りに何を言われても自分がした選択を正しかったと噛み締めているよう。

中には何も後遺症が無い人もいるけれど、あのワクチンが本当に効くかどうか分かるのは彼女達が40歳を迎えた時だということが記事には書いてあった。

そのインタビューを受けていたある医師は、ワクチンは危険だ!とずっと言い続けているという事だった。

一生もとには戻らないと言われた若い女の子達。

昨日まで普通にきゃぴきゃぴした中高生だった子達が、歩行もままならない、学校へも行けないなんて・・・。

良いと言われれば信じてしまうのが普通だと思うけれど、自分達の身体は自分たちでしっかり守れるように、最低限の知識をもって選択をしていかないといけないな。と、色々な物があふれる今の世の中こそ、自分を守って行く為に必要な事のような気がする。

どうにか後遺症に悩む若い彼女達が今までの生活が出来るようになる事をただただ心から願うだけです。

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←@St Sulpice寺院

    インテリア

    素敵なインテリアが実家に仲間入りした。

    実家は、母が血液循環療法を仕事としているので身体によりよい物を・・・という考えから自然素材ばかりを使って数年前に全面リフォームをした。

    壁は漆喰、家具や床は全て無垢の板を使っていて、母の念願だった薪ストーブも入れ、とても素敵な過ごしやすい家となった。

    このリフォームにあたって、照明やちょっとした所にフランクロイド・ライトの物を使ったり、フランクロイド・ライト風の直線的なデザインが沢山散りばめられている。DSCF4603

    これも素晴らしい設計士さんに出会えた素敵なご縁で実現した事であったけれども、設計士さんの奥様はこれまた素敵なステンドグラスを作っていらっしゃる方。

    私がフランスに行っている間にステンドグラスのライトをお願いしてあったのだそうな。

    今回私が日本に帰って来てからの、久しぶりの再会となった先日、その出来上がったステンドグラスを持って来てくださった。

     

    素敵!

    両親の好きな色、そして私と旦那さんの好きな色をそのステンドグラスに入れてくださるという粋なはからい。

    そして、ステンドグラスを囲む額は、母の実家から貰って来た年代物。これも手作りの額。

    古い物が新しい物と一緒になって生まれ変わった。本当に素敵でございます。

    良い物は良い!

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    そして、最近愛犬の心優しさがとても可愛い。

    私が何か違う・・・とは分かっているようだけれど、今までと確実に接し方が違う。

    きっと全て分かっているのではないかな〜と思う。今から、赤ちゃんが産まれたら一緒に遊んであげてね!と言い聞かせている。聞いた話によると、中には赤ちゃんのおむつが汚れた事をいち早く察知して教えてくれる子もいるらしい。

    しっかり面倒をみてくれるのだそうな。

    犬は話せないけれど、身体一杯で愛情を表現してくれているみたいで、本当に可愛い。

    実家生活の心の友。ネロくん。

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      日本

      DSCF4595日本に帰って来て一週間とちょっと。

      手続きやら何やらでバタバタしている中、久しぶりの再会も何度かあり忙しい一週間でありました。

      まだまだ市役所から貰った妊婦さん書類達もきちんと確認出来ておらず、同じく妊婦さんの友人に書類達の中には妊婦さんに優しい様々なシステムの事が詰まっているから確認した方が良いと教えて貰い、早速きちんと目を通さねば!と思っている所。

      念願の、結婚式を挙げた明治神宮で旦那さんと一緒にお参りをし、安産守りと旦那さんのお守りも頂く事が出来た。

      日に日に身体も重くなり、お腹もだんだん大きくなってきて、赤ちゃんがポコポコとお腹を蹴っているのを感じる最近。

      本当に人間の神秘を感じます。

      帰って来てすぐに産婦人科で巻いてもらった腹帯の素晴らしい安心感に、面倒くさいけれど妊婦生活は腹帯で乗り切ろうと思っている所です。

      昔の人の知恵は本当に素晴らしく、この腹帯、赤ちゃんが産まれても色々な使い方があるのだそうな。

      今は、妊婦さん用のガードルや、簡単可愛い腹帯などもあるらしい。

      長いさらしを一回一回くるくる巻いてしめなおさないといけないし、決して可愛くないし面倒だけれど、毎日変わる微妙なお腹の大きさにもぴったりフィットで、お腹、腰が本当に楽チン。

      家や生活様式や身につける物など、昔の物を見直してみると本当にその優れた効果にはびっくりする事が多い。

      利便性だけを重視して、本当に大切な所を見なくなってしまった様な所があるような現代でも、やっぱり良い物は良い!

      昔から伝わる素晴らしい知恵をかりて、妊婦生活頑張りたいと思います!

      腹帯万歳。

       

        ファッション・パリ

        土曜日、旦那さんプロデュースのパリの素敵なお店巡りに出かけた。

        行く場所、行き方は全て旦那さんが調べてくれて、どこに行くのか分からないドキドキと、本当に素敵な場所での楽しいパリの最後の週末になった。

        もともと洋服は大好きだけれど、実は私の洋服に対する価値観に新しい価値観を与えてくれたのは旦那さんといっても過言では無いと思っている。

        今までに、一生物の買い物!という買い物をした事が無かったけれど、洋服で初めてそういう買い物をするきっかけになったのも旦那さんの洋服話がきっかけでもある。

        実家を全て天然素材でリフォームをしていた時、様々な職人さん達の話を聞く上で、やはり良い素材で出来た物は長持ちをするし、初費用は高くついても結局もとは取れてしまうのだという話をよくした。

        長く持ち、人にも優しい。

        同じ様な話を旦那さん洋服話から聞き、32歳の誕生日に一生物の服を買った。

        今の私にとっては、今までの人生で一番大きな買い物。

        母親とその買い物に出かけたのだけれど、何件かお店を廻った中でも旦那さんの好きなデザイナーさんの服を見て、触ると、その素材の良さと服のデザインを一目で気に入ったようで、これは買っておいた方が良い!と背中を押され購入したのでした。

        他のお店で見るどの服にも関心は持たなかった母だったけれど、良いもの!と分かった時のあの反応の違いに、やはり人生の先輩は違うな〜と思ったものでした。唯一、そこの服だけに関心を持ち、自分もここの物を買いたい!と言っていた母。これはずっと着れるから!と買っておきなさい!!と母。

        今回、旦那さんのリサーチで訪れたお店に行ってみて思った事は、まず店のセンスが半端無く素敵だという事。

        恐らくアーティストが関わっていて、店の内装などもかなりこだわっているのだろうけれど、とにかくカッコいい。そして、洋服達の素材が良い。気持ちがいいものばかり。

        そしてなんといっても、スタッフさん達の接客もとても感じが良い上、本当に良く気がついてくれる。何件か廻ったけれど、ちょっと飲み物を出してくれたり、ちょっとした案内をしてくれたり・・・。

        今はまだ、とても買えないので見てるだけ・・だったけれど、空間や置いてある物や居る人たちのクオリティーの高さが、とても贅沢な気持ちにしてくれました。

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        ←このお店は、まるで秘密基地の様。

        通りに看板も無く、通りに面した大きなドアのインターホンを押して、ドアを開けてもらって店に入れる様な仕組み。

         

         

         

         

         

         

        そして、今興味があるのは着物。着物は本当に一生ものというか、後にも残して行ける素晴らしい物だと思う。

        結婚式の時に着させてもらった白無垢、袴は母方の親戚の持ち物。今までに、いとこ達を始め何人か袖を通している縁起物。さすがに何代も着れるようにと作られた素晴らしいお着物なだけあって、こだわって作られたお着物達。

        白無垢の方は本当の純白で、最初角隠しを着けようと思っていたのだけれど少しシミが見つかって、神宮で借りるという話になって着物と合わせてみたら、どの角隠しも色が合わず、結局着物と同じ生地の綿帽子にしたということがあった。この純白を保っておくには、本当に着物屋さんでしっかり管理してもらわないといけないらしい。そして、袴をはいた旦那さんは「こんな帯は見た事がない」と着付けの方に褒められたという。私達の結婚式にも来てくれた、その結婚衣装で10数年前に結婚した従兄弟の長女、小学4年生の女の子も、将来その衣装を着て結婚式をするなんて話もしていて、着物って素敵だな〜。とつくづく思う。

        母方の祖母が生前作った着物を沢山貰ってあるけれど、着付け習って着物を生活の中に取り入れられるように、いつかなりたいな〜と思います。

        洋服も着物も、身にまとう芸術!!!

        素敵なお店巡りの合間のカフェ・レストランどれも素敵で、本当におしゃれな一日になりました。

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        ←洋服・雑貨・カフェなどが集まる素敵なお店。

        これはCheck IN, Check OUTと書いてある小さいスーツケース達。

        可愛い

        古本に囲まれたカフェ

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          シャンゼリゼ

          DSCF4546今日は、頼まれものを購入しにシャンゼリゼ通りを通る。

          住んでいる所から離れているので、そうそう訪れる機会も無いものだけど、やっぱりパリって感じがしてとても気持ちが良かった。

          素敵な地区なだけあって、素敵なマダムに沢山遭遇。

          良いもの身につけていますね。というのが良く分かるけれど、さりげなく良いもの持っている感のする素敵なマダムを沢山見て、目の栄養になった。

          実は今日まで、シャンゼリゼ劇場でピナ・バウシュの「春の祭典」の公演が行われていた。ネットでのチケットは全て売り切れで、駄目で元々と思いながら劇場のチケットオフィスに行くと、超良い席を2枚GET出来て、最終日を鑑賞する事が出来た。

          どうやら、このシャンゼリゼ劇場で初めて行われたニジンスキーの「春の祭典」から100周年という事で「春の祭典」特集のようなものをやっていたよう。

          この前のプログラムもとても興味深いものだったけれど見逃してしまって、ピナの「春の祭典」は生で見た事が無かったので、今回はとても見たかったのです。

          作品には圧巻。さすがでございました。

          本当に見れて良かった。ピナは亡くなってしまったけれど、こうして彼女の素晴らしい作品が残っている。

          本当に素晴らしいアーティストがこの世から居なくなってしまったのだな・・・と改めて思います。

          そして、この前のプログラムであったニジンスキー版を見逃してしまったのは本当に残念だったけれど、100年まえのものが今でも伝え残されているという事に、芸術の素晴らしさを感じます。

          このシャンゼリゼ劇場での公演が、パリ滞在で見た最後の公演となったのも、なんだか感慨深いものです。

          そして、滞在中に沢山の公演を見に連れて行ってくれた旦那さんに感謝です。

          日本で失いかけていたダンスに対する自分の気持ちを、またヨーロッパで踊っていた時のように戻してくれたのは、やっぱりここパリに来れた事が大きい。

          戻って来てくれた大事な気持ちを持って、今度はまた日本に帰って試行錯誤始めようと思います。

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