ミラクル

ミラクルな出来事があった。

今住んでいる部屋では、色々と不具合が出て来て新しく部屋を探していた所でのミラクル。

思い立ったが吉日というけれど、今回も思い立ってからのスピードはなかなかのものでした。

決まるときは本当に決まる。

偶然は必然というけれど本当にそうだと改めて感じる様な出来事を体験して、今まで大事な時に必ずと言っていい程遭遇していたミラクルを思い出しては、不思議な見えない力を感じている。

引っ越しを検討し始めてからインターネットで物件を見始めていたけれど、ネットは信用ならないから近くの不動産屋周りをしようと思っていた。でも、一応ネットでも良さそうな物件をチェックして問い合わせてみたりはしていた所、いつもの八百屋さんでの買い物帰り、近所の不動産屋さんの貼り物件を見てみると、まさに理想の間取りの物件を発見。しかも家賃は考えていた予算内。でも、不動産屋さんでも貼っているからといって有るとは限らないと聞いていたのでチェックだけして帰宅。

翌日、旦那さんの帰宅が早く、駅前の不動産屋さんへ足を運んでいくつかの物件を出してもらう。

その中で一番良かった物件が、近所の不動産屋さんの貼り物件と同じで、翌日に内見させてもらう事に。

翌日内見に行くと、まさに理想的な物件。でも、不動産屋さんの話だと、同じ日にもう一組内見に来る人がいるとの事。

まだ一件目だし、もっと良いものがあるかもしれない・・・と、とりあえず帰宅。

翌日、旦那さんが内見をお願いした不動産屋さんのネットページを見ると、昨日まで載っていた理想物件の情報が削除されているではないですか!!!

もしや、もう一組の人が決めてしまったのか!?とあたふた。

慌てて不動産屋さんに電話して聞いてみると、私を担当してくださった方ではない方が電話にでて、載っていないという事は決まったのだと思います。と言われる。でも、諦めきれない!!

駄目でもともと、一番最初に理想物件の貼り紙をみた近所の不動産屋さんに行ってみる。家事をする為におんぶしていた息子をおんぶしたまま、手ぶらで急いで近所の不動産屋さんへ。

外の貼り紙の物件に興味があるのですが・・・と店主の方に尋ねると、「まだあると思うよ。」と。

いやいや、でももう決まったって聞いてるし、「実は他の不動産屋さんで内見までさせてもらって、さっき問い合わせたら決まったようだと言われたのです。」と言うと、店主さん

「いやいや、そんなわけはない。あれはウチが大元の物件で、色々な不動産屋が情報載せているけれど、最終的にはウチを通さないと契約は出来なくなっている。」と言うではないか!

「え!!じゃあまだ残っているんですか?」と聞くと、「何人か内見はしているけれど、まだ申込まではしていないから、もし借りたいなら今申し込めばあなたが一番乗りで借りれるよ」とのこと。

すごい!!ミラクルだと思った。

駄目でもともと、足を運んでみて良かった!!

聞くと、やはり私を案内してくれた別の不動産屋さんの人は、何人か内見案内する為にカギを借りに来ているとの事。

しかし、今の不動産業界はなかなか大変らしい。色々な話をきくと、やはり大元の不動産屋さんと契約をする事が一番良いと分かった。

その近所の不動産屋さんは、もう60年続く不動産屋さんらしく、今時の不動産屋さんの様に自分の物件でない物を載せるという事は一切せずに、自分の物件だけで勝負しているのだそうな。

この不動産屋さんの奥さんも、「なんでウチが元の物件主だと分かったの?」と不思議がっていたとか。

そんな事も知らず、導かれる様に足を運んだ不動産屋さん。

いやー、まるであの部屋を借りる事になっていた様に良く出来た話。

物事、成る様になっている。

一生懸命生きていれば、必ず必要な時に必要なものを与えて頂ける様な気がする。

この素敵なご縁に感謝。

新居、素敵な空間に出来ます様に。

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←パリの素敵なカフェ。

    一時保育

    写真-17最近ちょこちょことバレエの教えの仕事をさせて頂いている。

    これから少しづつ、またダンスを生活の中に取り入れて行けたらと思っている中で、本当の理想は息子に自分のダンスと関わる姿を見せたいという思いもあるけれど、なにせ怪獣くんなので、一時保育というものを利用してみる事に。

    登録に行き、仕事がある日に合わせて慣らし保育を行った。

    一日目は一時間。二日目は二時間。そして、仕事がある三日目は三時間。

    一日目は一時間ず〜っと泣きっぱなしだったらしい。真っ赤な目でヒックヒックとまだ泣いていて、あまりに可哀想でつい「ごめんね」と言う。保育師さんは、「皆泣きますから。泣くってことはお母さんとの絆が深いってこと。しっかり愛情をもって育てている証だから自信を持ってください」と言って頂いて救われた。

    あまりに可哀想で、二日目キャンセルしてしまおうかとも思ったけれど、せっかく息子が頑張ったのに慣れさせてあげなかったらまた同じ思いをしなければならない!と二日目は時間帯を変えて二時間預けた。どうしても泣き止まなかったら迎えに来ます。と伝えて、ドキドキしながら一時間経過。連絡は無く、お迎えの時間に・・・。また目は赤くウルウルしていたものの、初日に比べれば大分慣れたようで、最初は泣いていたけれどプラレールで遊んだり、笑顔も見せてくれたとの事。二日目にしてこれは優秀ですよ!と言われて、また安心する。

    そして、本番。仕事があった日の三時間。お昼寝の時間がズレてしまった事や、環境が違ってなかなかお昼寝も出来なかったみたいで、仕事を終えて迎えに行くと遅めのお昼寝をしていた。「頑張っていましたよ!」と先生。

    目が覚めたら真っ先に褒めてあげました。時々思い出してはドアの方を見たり、泣きべそをかいたりしていたようだけれど、しっかり三時間居られた様子。

    本当に頑張ったな〜。頑張ってくれた息子に感謝。

    この体験は、とても貴重な体験だった。数ヶ月前、ある舞台を見る為に息子を託児に預けたときは、全然大丈夫だった。この数ヶ月で、自分のお母さんが居なくなる事の寂しさ不安を感じる様になったのだろう。

    今のタイミングで一時保育を利用するのは酷かと思ったけれど、もしかしたらとても良いタイミングだったのかもしれない。私自身も息子があんなに泣きじゃくる姿を見る事は今までなく、動揺しまくってしまったけれど、子供は子供なりにきちんとその時置かれた状況で順応しようとしているのだという事を知って、また息子への接し方が変わる気がする。つい、初めての子だし何でもかんでも慎重になってしまうけれど、時には少し見守る事も必要だと思った。

    そして、何よりも息子があんなにも自分を必要としてくれている事が目に見えて感動してしまった。

    基本的に3歳までは自分で息子を見ていたい。けれど、とても素晴らしいシステムを体験出来て、得た事沢山。

    息子も私も、一つ成長させて頂いた経験でした。