デトックス

DSCF3354只今、デトックス真っ最中。

咳に鼻水。

風邪??と思ったけれど、風邪ではない気がする。息子はぴんぴんしているし、これはまたあの例のデトックスだ。と思っている。

例の・・・・という言葉がつくには、一つ理由があり、私は毎回咳や鼻水、またはお腹を壊したりすると、必ず思い出す出来事がある。

ちょっと怪しげな話に聞こえるかもしれないけれど、至ってまじめです。

それは、私がヨーロッパでのダンス活動に線を引き、日本に帰国して間もなくの事。

ヨーロッパでダンサーとしての仕事をしている間に毎日実践していた官足法をきちんと勉強しようと、母が講師として招かれていた沖縄での集中セミナーに私もついて行って、セミナーに参加をした。

沖縄に行った事がなかったので、行きたい!というのもあったけれど・・

朝早い飛行機だったので、前日に空港近くのホテルに宿泊した。しかし、宿泊先に向っていると突然喉がイガイガし始めて、咳が止まらなくなった。本当に何の前触れもなく、突然スイッチを押した様に咳が出始めて止まらなくなってしまった。

ホコリでも吸い込んだ様なイガイガ感に、そのうち良くなるだろうと思っていたけれど、その後咳はどんどん酷くなり、沖縄に着いてから、見事にまったく声が出なくなってしまった。

その後、本当に酷い咳が続いて、家に帰ってからも夜も眠れない程の咳に悩まされた。

そんなある夜、寝ぼけていたのか夢だったのかは確かではないのだけれど、枕元に沖縄のおばあが座り、私に

「その咳は心配いらないよ。あなたの中の悪いものを全部出してくれているのだよ。」と教えてくれて、あぁ、そうなのか!と妙に納得し、その後母の施術を受けたのであった。

あのおばあは、夢だったのか何なのか今も分からないけれど、怖い訳でもなく、ふむふむととても合点がいった。

それからというもの、咳が出たり鼻水が出たりする時には、あぁ、自分の中の悪いものを出してくれているのだな。と思う様にしている。

そんな事があった数年後、再び沖縄を訪れた際に、友人の紹介で、石垣島に住む方で、ご先祖様が多良間島という島の伝統的なお祭り(無形文化財に登録されているお祭りらしい)を始めたという方のお宅に泊めて頂いた。

その時に不思議な話を沢山聞かせてもらい、話の流れで前回沖縄に来た時にもの凄い咳が出て、おばあが枕元で「心配いらない」と話してくれたという話をして、その滞在の時に久高島を訪れて、天候の関係で10日ぶりに船がでるというタイミングで島に渡れたのだという話をした。

確か、その沖縄滞在の時にも台風があって、飛行機が飛ぶか飛ばないか・・という感じだったのだけど、自分が旅をする時になって台風がそれ、快晴に見舞われたという事が今までに何度もあったので、その話も一緒にした。

すると、泊らせて頂いたお宅に遊びに来ていたおじさんが「君は神様に守られている人だね。沖縄という場所は特に、そういう事が沢山ある所なのだよ。」と。そして、世の中にはそういう人が稀にいるのだ。という話をしてくれた。

そして、「君の目の中には神様が見えるね〜。」とそのおじさんに言われた。

沢山不思議な話を聞かせてくれたそのおじさんに、「今日、久しぶりにこの家に来たのは、あなたに会う為だったのかもしれないな〜」なんて口説き文句を言われながら、とても貴重な話を聞かせて頂いた。

そして、その直ぐ後に登った七面山でのお参りでは、7年ぶりだという快晴に見舞われ、雲一つない富士山からのご来光を拝ませて頂く事が出来、その時に祈願した良縁、家族の健康も見事叶えて頂いて、結婚、そして父の胸部大動脈瘤破裂からの生還と、立て続けに色々な事が起きた。。

あの不思議な出来事以来、咳が出るたびに、あの時枕元で助言してくれたおばあの言葉を思い出し、「心配いらない。今私の中の悪いものを出しているのだ。」と思う様にしている。

今も、まさに自分の中の悪いものを一生懸命出そうとしているのだな!!と思いながら、またあの出来事を思い出し、悪いもの沢山出すぞ!!どんどん出てください。悪いもの。と思いながら鼻をかむのです。

沖縄に行きたい。

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    自分の身体に良い事

    先日のセルフボディケアWSも、和気あいあいと楽しく発見の多い時間となった。

    人の身体の状態は、本当にはっきりとした形でサインが出ていて、様々な症状がある方の足を拝見させてもらい、私も勉強させてもらっている事も多い。

    官足法の様な療法は、痛さを伴うし、しっかりと理論を分かっていないと「痛いから・・・」とやめてしまう方もいる。

    そして、好転反応で症状があった場所が今までよりも痛みだしたり・・・という事も起こったりもする。

    でも結局は続けるという事がとても大切で、数十年ほったらかしていた身体を短時間で治そうなんて、そんな簡単なものではなく、ケアをしていなかった分だけそれなりに時間もかかるもの。

    一日一日溜めて来た老廃物は、やはり一日一日やってあげないと外には出て行かない。

    しかし、身体に老廃物が無い人なんていないし、老廃物を全て身体から出し尽くすなんて不可能なこと。

    だから、少しずつでも身体が快適に生活出来る様にケアをしておく事が大切な事なのでは・・と思う。

    でもやっぱり足もみも、「痛いから身体に良くない」と思ってやっているとしたら、それはその人の身体にとっては良くない事になり得る様な気がする。

    人の気持ちというものも顕著に身体に表れていると思うけれど、やっぱり自分の気持ちが良いものを選択する事がベストだと思う。

    身体に良いから足を揉む。足を揉むと自分の身体が変わっていくのが良く分かり、身体も気持ちも爽快感があるから私は毎日痛くても足を揉む。

    身体が痛くなったら、スタジオを借りて好きな音をかけて自由に踊る。好きな踊りを踊る事で、身体も心も軽くなる。

    肉が食べたければ肉を食べ、魚が食べたければ魚を食べ、ジャンクフードが食べたければ「あぁ、今身体が変なものを欲しているから、良くない状態なんだな。」と思いながらジャンクフードを食べて、お腹を壊して浄化する。

    身体は、その時に必要な事を私達に教えてくれている。だから、私はその時に自分が感じている事を自分の身体に最も良い事だと信じて行動する様に心がけている。

    身体に良いからという理由で、本当にしたい事をしなかったり、本当に食べたいものを食べなかったり・・・

    それが一番身体に悪い気がしてしまう。

    勿論、ただ自分の欲だけに生きていれば、必ずその代償を払わなければいけない時がやって来る気がするけれど、自分の身体に本当に良い事を自分で感じれる良い身体を手に入れる事が大事な事なのでは・・・と思う最近です。

    何においてもそうだと思うけれど、例え失敗する事があったとしても、自分のやっている事を信じる事って大切な事だな。と思います。

    これからも、自分の気持ちに、自分の身体に正直に、自分の身体にとって本当に良い事を実践して行ける様、精進致します。

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    そして、次回セルフボディケアWS Vol.4 詳細です!!

    日時: 2015年11月20日(金)

    am10:30〜pm13:00

    会場: http://atelier-haco.com/

    料金: ¥3000 (お菓子、飲み物付)

    定員: 10名(要予約)

    身体に優しいお茶Timeでは、前回の和菓子の回にお店がお休みの為ご用意出来なかった、無添加の豆大福をご用意致します。

    無添加の為、その日にしか食べられないものです。石臼でていねいに作られた美味しい和菓子を囲んでのお茶Timeです。

    <予約・お問い合わせ>

    前澤香苗

    tel:080-2042-3925

    e-mail: kanaemaezawa@hotmail.com

    web: www.kanaemaezawa.com

      癌のことから考える

      最近の有名人の癌報道に、メディアが口を揃えて検診にいこう!早期発見!!とうたっているけれど、それって変だと感じる。早く癌を見つけて、手術して取りましょう。という事って、全く解決策では無いのではないかな。

      癌にならない為に、どうしたら良いのか。癌にならずに健康に生きる為には、自分で何が出来るのかを考えた方が良いのでは?

      何でもお医者さん頼りではなくて、自分で気をつけられる事があるのに・・・。

      私は、自分自身病院にはとてもお世話になった。足も手術しているし、息子は帝王切開での出産になってしまったし、父も大動脈瘤が破裂した時に病院で手術をしなければ亡くなっていたと思う。西洋医学だって絶対に必要なものである事も良く分かっている。けれど、人間の身体は、患部を処置したからといって良くなるものではない。

      実際に、私も父もメスを入れなければならなかった自分の身体の後のケアをずっと続けているし、もしケアをしていなければ、身体は今頃別の不調を起こしているかも知れない。

      母の患者さんの方で、食道がんが見つかった方がいる。その方の息子さんは、お医者さんのたまご。病院での仕事を通して息子さんは、今の病院のやり方では人の身体が本当に良くならない・・・と気付き、お医者さんになる事に迷っているらしい。そして、自分の親に癌が見つかり、息子さんは「絶対に簡単に手術はしたらだめだ!!」と強く手術をする事に反対し、今は足の治療に励んでいる。

      私も、最近甲状腺のしこりが見つかり、大きな病院で検査して幸い甲状腺の機能にも何の問題もなく、細胞検査も良性だったけれど、「結果は100%ではないし、しこりは無くならないから手術して片方の甲状腺を取って全部の細胞の検査をする事もできます。」と簡単に言われた。

      そして、その話をする時、お医者さんはコンピュータだけを触って私のしこりなんて一度も触らなかった。

      そして、お医者さんの話は間違っていて、私のしこりは綺麗に全てなくなった。

      勿論、毎日自分の足をしっかり揉んだ事がこの結果に繋がっているとは思うけれど、私の様に言われて取らなくても良いものを取ってしまった人だってきっといるだろうと思う。

      今、2人に一人が癌だという。でも、癌は防げる。

      現代病と言われている全てのものは、現代の怠けからきているものだと思う。自分の身体を自分で知ろうともせず、悪くなったらお医者さんがなんとかしてくれる。という人任せ。

      自分の身体が悪くなるには絶対に理由があって、それは自分が自分で招いてしまったモノなのに。

      私は、自分の身体は自分でしか治せないと思っている。

      勿論、治す過程では西洋医学に助けてもらったり、官足法のような東洋医学に助けてもらったり・・様々なものに助けてもらうのだけれど、自分自身が本当に良くなろうと自分の身体と向き合えなければ、身体は本当に良くならないと思う。

      これは癌に限らず、どんな病気にも言える事。

      2008年に、海外でのダンス活動に線を引いて日本に帰って来た時にとても思った事があった。

      それは、どうして日本の人は色々な事を人のせいにしているのだろう・・という事。

      その頃、色々な所から聞こえてくる話に、不平や不満が多かった。

      そんなに嫌なら自分で変えようとしてみたらいいのに。そんなに嫌な仕事なら辞めたらいいのに。と。

      でも、辞める勇気はない。という。

      ある時、その頃書いていたブログに、見知らぬ人からコメントがあった。

      「自分の好きな事を仕事にしている人はいいですよね。嫌な仕事でもやめられない、嫌々でもやらなければならない人もいるのだ」と。

      自分の好きな事を仕事にしている人は、自分の嫌な事はやっていないと思っている事自体、大きな間違えですよ。あなたも好きな事をやったら良いのではないですか?と私は返信した。

      自分の好きな事を仕事にする為に、どれだけ努力をした事か。嫌な事だって沢山あるに決まってる。自分のしたい事をする為に、皆が遊んでいる間にも練習したり、大切な人達から遠く離れなければならなかったり、次の仕事がきちんとあるか分からなくて心配になったり、好きな仕事だからこそ譲れない事があったり、様々なリスクも負ってそれにかけているのに、良い所だけ見て羨ましがって不満を言うのだ。

      少し話はズレてしまったけれど、自分の身体を自分で守る事と、自分でしたい事をするという事は似ている気がする。

      どちらも、誰かがしてくれる事ではない。自分でしなければならない事。

      自分の事は、自分しか変える事は出来ない。

      これから自分の息子には、自分の事をしっかり自分で考え、その時自分に何が出来るのか考えて行動して欲しい。

      心からそう思うと同時に、自分の身体を自分のものとして、もっと大事にする人が増えれば病気は減るのでは・・と思う。

      癌にならない身体をつくる努力をしよう。写真-1