子供のちから

IMG_0171今日、驚く事があった。

お友達と遊びに出かけ、かなりテンションが上がっていた息子はず〜〜っと走り回っていて、風邪で長引いている咳が沢山でていた。

あまり走り続けていると咳が止まらないので注意した所で聞く訳も無く、とにかく走り回っていた。

お昼に、近所のパン屋さんで買ったパンを食べさせたのだけれど、今日はいつもならあまり食べないローズマリーの入ったパンを沢山食べていて珍しいな。と感じていた。

そのパンを食べた後また遊びに走り出し、しばらくしたら咳がいよいよ止まらなくなって、その勢いで食べた物をもどしてしまった。

今まで一度ももどしたことは無かったのでちょっとビックリしたみたいだったけれど、ビックリしたのは私の方で、なんと、吐いたら咳がピタッと止まったではないか!!!!

ずーっとコンコン咳をしていたのに、不思議な程に咳が出ない。悪いもの全部出した??というくらい、咳がでない。

その後、機嫌も良くまた遊びたがったけれども、いくらなんでも帰る事に・・・。

自転車でぐっすり眠りお昼寝に入るも,昼寝の間にも咳が出ていたのにもかかわらず、全く咳をせずに今も爆睡している。

そういえば、ローズマリーって色々効能があったのではなかったかな?と調べてみると、抗菌作用や抗ウイルス作用があったり、気管支の痙攣をおさえて呼吸をしやすくする効果があるのだとか。

身体のセンサーが今必要なものと判断して、いつも食べないローズマリーのパンを頬張ったのだろうか・・・・。

と、まるで犬が草を食べるかのように!?!?!?!と驚いている。

最近、息子はお箸を使う事がブーム。お箸といっても、子供用の補助箸は好きではなく、ちゃんと2本がバラバラになっているものを使いたがる。

良く観察していると、かなり小さなものや細かいものまできちんと箸でキャッチしていて、上手に手先に力を入れながら箸を離したりくっつけたりしているではないか。

時々クロスしてしまう時もあるけれど、基本的には上手に使っている。自分なりに考えながら道具を使おうとしている姿に、子供をあなどってはいけないな。と感じる。

子供も子供なりにしっかり考えて、色々試して自分のやり方を見つけているのだな。と感じる。

以前母から教わった事は、人間にとって大事な気の流れの1番、2番が親指と人差し指を通っているということ。そこが上手く働いていない人は、親指と人差し指で針が持てなかったりするらしい。

それを思い出して、やはり手先を使う事というのはとても大切な事の様な気がしている今日この頃。

気が巡っていれば、その時自分に必要な物をしっかり取り入れる様になっているのかもしれないな。

日に日に箸の使い方が上手になっている息子を見て、そんな手先を使う事の大切さにまた気づかされる。

    おっぱい事情

    昨日、児童館でオッパイ話になった。

    今妊娠中の2人のママ達とおっぱい事情についての話を通して、自分の経験から官足法がどんなにおっぱいに良い影響を与えるかお話ししたら、ママ達は驚いて、ぜひその療法を知りたいと興味を持ってくれた。

    母乳は血液。血液循環が悪ければ質の良い母乳は作られない。母乳が出ない・・・という方は、大体血液循環が滞ってしまっている。循環さえ良くしてあげれば、母乳は必ず出るはず。

    女性の身体は、赤ちゃんを産んだら必ず母乳が出る様になっているのだから。

    聞いた話によると、出産後すぐにおっぱいマッサージの施設に通う様に!と言われているらしい。

    一人のママは、第一子を産んだ後に施設に通っていたにも関わらず上手くおっぱいが出なくて、最終的には「今回は失敗したけど、次は頑張って」なんて言葉をかけられて、とても落ち込んでしまったという。

    癌や不妊治療の話とかぶるけれど、やはり患部だけを見るという事では解決出来ない事は沢山。

    根本の所に目を向けなければいけないのでは・・・と思う。

    私は完全母乳で息子を育てたけれど、世で言われている「差し乳」というものだった。

    差し乳の特徴は、授乳時間をあけてもおっぱいが張らない事や、搾ってもほとんど搾れないけれど、赤ちゃんが吸うとごくごくと飲んでいる事、そして授乳リズムが整えば、飲みたい分だけ作られる様になる。というもの。

    実際、私のおっぱいは授乳時間が空いてもまり張る事はなかったし、おっぱいパットも買ったけれど、一度も使う事なくゴミになってしまった。息子が少しでもくわえれば、噴水の様にシャーっとおっぱいが出てしまう程。

    昨日話していたもう一人のママは、おっぱいは出るのだけど溜め込むタイプのおっぱいで、パットが毎日欠かせなかったらしく、おっぱいマッサージの方にも間をあけてしまうと質の悪いおっぱいをあげる事になるから、時間をあまりあけない様に注意されたそうな。

    ネット情報によると、溜め乳の母乳の色は黄色みがかっているらしいけれど、差し乳の母乳の色は青みがかった白色をしているとのこと。確かに、白!という感じでは無かったな〜。と思い出す。

    おっぱいを飲ませる事で、子宮の収縮や母体のさまざまな所を回復させてくれる効果がある事や、赤ちゃんにとっても母乳を吸い出すという作業を通して、お母さんとのスキンシップだったり、顔全体の筋肉を沢山使っておっぱいを飲む事で、脳の発達を促せてくれるという、なんとも本当に優れものなのである。

    息子と同じ時期に友人が双子ちゃんを出産した。友人は、出来るだけ母乳で育てようととても頑張っていたけれど、2人分のおっぱいはやはり足りなくて、ミルクをあげていたそうな。

    出産から数ヶ月して、双子ちゃんを連れて遊びに来てくれた時、母が友人の足の状態を見て、少しだけ手で足の凝り固まった所をマッサージした。

    すると、友人から連絡があり、その日以来ミルクがいらなくなり、2人分の母乳が出る様になったのだと驚いていた。

    友人は、足を伸ばして座った時に足の小指を床の方に倒せないくらい、太腿が張ってしまっていたけれど、そこをほぐしてあげたら見事に母乳が沢山出る様になったのだ。

    そして、血液の巡りが良いと母体の回復も本当に早い。

    母乳をあげている時には生理は来にくいと言うけれど、私は出産から二ヶ月で生理が再開し、全くリズムも狂わずに完全に産前と同じ様に戻った。

    児童館などでママ友達にその話をしたら、大変驚かれたけれど、これも血液循環を良くしている事が引き起こしてくれている事だと実感した。

    産前、産後の方達にも、この素晴らしい血液循環法、広めていきたいものです。

    写真-5

     

     

    まだ母乳だけ飲んでいた頃。

    ムチムチ過ぎて、一重だった息子。首がすわったら、どんどん痩せていきました。

      12月のSelf Body Care WS

      IMG_3385

      来月のセルフボディケアWSでは、WS後に年忘れランチ会を開催します。
      特別ゲストは、私の官足法の師でもある母。
      足もみを通して、奇跡の様な出来事を沢山見て来た話からは沢山勇気をもらえます。

      お陰様で、WSも回を重ねるたびに予約が定員に達する時間が早まってまいりました。

      来年には月一回のWSを二回に増やそうかと考えています。

      平日一回、週末一回の月二回を考えています。

      ご予約は是非、お早めに・・・

      WS詳細↓

      Self Body Care WS
      日時:12月18日(金)am10:00~pm12:00
      会場:アトリエ・ハコ
      東京都杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F
      料金:¥3000(今回はお茶会の代わりにお土産が付きます)
      定員:10名

      年忘れランチ会詳細⇩

      <日時> 2015年12月18日(金) pm 12:30〜

      <会場> Bistro Feve

      東京都 杉並区西荻南3-17-6

      <会費> ¥2500(食事、食前酒or食後酒、デザート付き

      <定員> 12人(最低開催人数:8人)

      <申込先>前澤香苗 kanaemaezawa@hotmail.com

      < 申込〆切>12月4日

      2015年ももう終わり。

      今年最後のWSの後に、年忘れランチ会を開催する事になりました。

      身体の血液循環を良くした後、身体に良い美味しい食べ物を食べながら、楽しい時間を過ごせたらと思っています。

      会場は、私の大好きなビストロFeveさん。普段はディナーの営業しかしていませんが、今回は貸し切りでランチ会をやらせて頂ける事になりました。

      本場フランスで修行なさったシェフが創る料理は、素材そのものの味を大切にていねいに創られていて、身体を元気にしてくれます。

      大切な人を必ず案内する場所でもあり、元気を出したい時に必ず訪れる場所でもあるBistro Feveでの、今年最後のランチ会です。

      美味しい料理は、身体も心も元気にしてくれるはず。

      スペシャルゲストに、私の官足法の師でもあり母の前澤栄子を迎えます。

      様々な症状をもった数多くの患者さんの治療を通して、奇跡の様な回復を沢山見て来た貴重な話も交えながら、身体の事を始め色々な話を出来る機会に出来ればと思っています。

      2015年、頑張ってくれた身体にご褒美をあげましょう♪

        不妊治療について考える

        IMG_0185 11月のWSも沢山の方に様々な場所から足を運んで頂き、お茶会の豆大福・草団子・ぬか漬けも大変好評を頂いて、色々な足も見させて頂いて、とても有意義な時間となった。

        今回、不妊治療について病院がどのような対応をしているのか聞くチャンスを頂いて、色々考えてしまった。

        以前のブログにも書いたけれど、現代には子宮が冷えてしまっている人が沢山いる。子宮が冷えてしまっているという事は、赤ちゃんを育てる部屋が冷蔵庫になっているのと同じ。

        寒い部屋では赤ちゃんは育てないし、そこに居る事すら出来なくなてしまう。

        そして、子宮の機能だけでなく、子宮が冷えてしまっているという事は一番エネルギーを燃やしていなければいけないタンデンに血液が来なくなっているとうこと。という事は、血液循環の要になっている部分が働いていないのだから、身体の血液循環は完全に悪循環になってしまう。

        不妊治療というものは、子宮自体を温めてあげる様な事は一切行わない。

        一番メンテナンスしなければならない所はさておいて、妊娠しなければどんどん治療は自然妊娠の形態とはかけ離れ、人間の手で選ばれた精子と卵子を移植してあげることだけをするようになる。

        それで妊娠する方も勿論いるけれど、そもそも我々人間の中で起こっている妊娠までの過程というものは、そんなシンプルな事ではない。

        精子は必死に卵子にたどり着かなければならず、膣内に入ってからも様々な障害があり、卵巣膨大部にたどり着けるものは本の少し。たどり着けたとしても、その後卵巣から排卵された卵子も待ち構えて、卵子の透明帯に潜り込んで受精卵となれるのは、たった一つ。

        ひとつタイミングが違えば、卵子には出会えない訳で、この過程を考えると妊娠するという事は本当に奇跡のような出来事なのだと思う。

        人間の目に見える情報は、100%ではない。むしろ、目に見える情報の方が目に見えない情報よりもはるかに劣るのではないかと思う。

        人間の目で、いくら元気そうな精子を見極めた所で、その精子の本質を見極められているわけではない。

        もしかしたらその時は元気に見えただけで、自然妊娠の過程を通って行けば生き残れない精子の可能性だってある。

        そう考えた時、私は人間の生命の触れてはいけない部分に手をつけてしまっているのではないか・・・と思ってしまったりもする。

        人間は本当に良くできた生き物であるから、人工授精をしても成長出来ない子は流産してしまうと思うので、人工授精で産まれた子もきちんと産まれて来れる条件が整ったから産まれて来れているのだと思うけれど、様々な過程をすっ飛ばしてしまう事は、母体にとっても、そして産まれてくる子供にとっても少なからず影響があるのでは?思う。

        私達人間の身体は、日々調子が悪くなる事は必ず起こっているけれど、でもどんな不調も必ず自分で元に戻そうとする力を持っている。

        そして、身体に不調が現れるには必ず原因があって、その原因を解決しない限り、何も解決しない。

        不妊治療の話を聞いて、今のお医者さんの患部だけを見て、一人の人間そのものを見ていないような対応に、憤りを感じた。

        赤ちゃんが欲しい思いに、何とかしたい!と皆病院に行っているはず。様々な思いを抱えながら・・・

        でも、あまりにも今日聞いた医師の言葉達が、患者さんの強い思いとは対照的にあるようでがっかりしてしまう。

        身体は全て繋がっている。そして、心も身体に大きな影響を及ぼす。

        官足法の様な療法をやっていると、皆さんまず心が解けていく場合が非常に多い。

        人にはあまり話せなかった事を話してくれて、実はそこに身体を痛めている原因を見つけられる事も多々ある。

        身体と心を健康にする事が、いかに大切な事か思い知らされる。

        今、不妊に悩んでいる方は多い。けれど1人でも多くの人に、正しい知識をもって欲しいと思う。

        そして、自分の身体は自分でしか守れないのだという事に気づいて欲しい。

        自分の為に、そして産まれてくる子供の為にも、まずは自分の身体を自然に妊娠できる身体にしてあげる事が一番の不妊治療ではないかな。

        自分の身体を知り、自分の身体を自分で守る事の大切さ、もっと広めて行きたいものです。

        12月はWSの後に、ランチ会を開催致します。

        詳細はまた後ほど・・

        IMG_0183

        IMG_0186

          再会と思う事

          大好きな友人と数年ぶりに再会した。ご縁とは本当に不思議なもので、彼女と出会ったのは病院。

          同じ日に、同じ足の怪我の手術を受けて同室に入院して、同じ様にヨーロッパでダンスを学んだ彼女とは本当に色々な話をしたものだ。

          本当に素敵な女性で、会うといつも楽しくて、本当に色々な所に気がつく彼女にいつも憧れてしまう。

          病院で出会ったのがもう15年くらい前。その後お互いに様々な国や土地に移り住んだけれど、会えば変わらず笑い合えることは幸せな事だな〜と思う。

          楽しい時間を過ごして、心に栄養を頂いた。本当に感謝です。

          話は大分ズレるけれど、先日起こったパリでのテロを通して色々な事を考えている。

          人が人の命を奪う事程、残酷なことはない。パリで亡くなった方達の家族、友人達を思うと心が痛む。

          しかし、それをまた武力で攻撃する事で何の解決になるのだろう・・・と疑問を感じる。

          昨日、フランスに身を置いているシリア難民の女性がフランス人の方達と口論になっている映像が流れていた。

          「死んでいるのはフランス人だけではない!!」と感情的に訴える女性の足下には、泣きながら母を止めようとする小さな女の子が映っていた。

          その女の子の姿に、涙が出た。

          こんな小さな子供を、こんな風に泣かせたらいけない。と思った。

          国籍が違おうと、宗教が違おうと、同じ人間。人間同士が殺し合うなんて、したらいけない。??-16

          自分が母になって変わった事は、どんな人にもその人を産んでくれた親がいるという事をいつも考える様になった事。

          今、この世に生を受けている人にとって共通している事は、皆お母さんが腹を痛めて、必死に産んでくれたという事実。

          そんな風にして頂いた命を、人の手で絶つなんて事をしたらいけない。

          戦争ほど残酷なものはない。

          どうしたら、この醜い争いを終らせる事が出来るのだろう・・・。

          皆、お母さんのお腹で守られてこの世に出させてもらったのに。

          改めて、自分の母にも感謝です。

          息子産まれる10日前のお腹。