信じるものは救われる

IMG_4917こちらのブログを書くのはとても久しぶり。

連載を持たせて頂いていた幻冬舎Plusでの記事を書く事は、自分にとってもとても勉強になる経験で、限られた文字数の中で毎回、どんな書き方をしたら自分の思っている事を伝えられるか、何度も何度も読み直しては直し・・という作業は楽しいものであった。

連載を読んで頂いていた方はお気づきかもしれないけれど、現在幻冬舎Plusの私の連載は見られなくなっている。

10万人を超えるという想像も出来ないような数の方が私の書いた記事を読んでくださっていたけれど、様々な反響により幻冬舎Plusでの連載は打ち切り、幻冬舎より本を出版させて頂くという運びとなった。

沢山の人の目に触れるという事は、色々な事が起きる。

私にとっては、全ての事が初体験で戸惑うことばかりであったけれど、夢でもあった本の出版という事がこんなに早く現実のものになるなんて思っておらず、この展開には驚きと感謝の気持ちとで一杯。

この大きな出来事で、まず思い出したのは「吉祥寺の母」の事。

去年の自分の誕生日に大きく落ち込む出来事があって、ずっと気になっていた「吉祥寺の母」に見てもらった。

その頃私の根っこは、最後に65日以上寝泊まりをしていた栃木に残っていると指摘され、東京に根を張るのに良い時期が丁度見てもらった日から数日間。

その数日を逃すと、私にとって南の方角(栃木からみて東京は南)が良い時期は数年に渡って無い!と言われ、「騙されたと思って今東京に根を張ってみなさい。そうすれば、あなたの木は根をしっかりとはやし、様々な力を得て大きく育つ。家庭運も仕事運も何でも一緒!根をしっかり生やしていれば、全て上手くいくはず。」と言われたのだった。

そんな根拠も無い事を・・・。といってしまえばそれまでだけれど、「吉祥寺の母」の言葉が妙に腑に落ちて65日以上外泊禁止、22時55分までに帰宅するという事を続けてみたのだった。

65日が過ぎて直ぐ、バレエ講師のお仕事が決まり、その後幻冬舎Plusの連載開始、そしてずっとやってみたかったFadoとダンスの企画も実現出来た。

そして本が出せる運びとなり、10月にはずっとやりたかったある幼稚園でのMusic&Danceを使ったWSの実行、そして10月にはとても素敵なハンドパン奏者さん、そしてこれまた素敵な手鞠をつくっていらっしゃるアーティストさんとコラボ企画も待っている

私達の目には見えない事が、一体どのようにどの程度働いているのかは全く想像が出来ない事だけれど、「信じるものは救われる」ということはある様な気がする。

自分が本当に信じられるものというのは、自分の身体や気持ちがしっかりそれを信じる体制になる様な気がしてならない。

大好きな作家さん、よしもとばななさんの本に「体は全部知っている」という大好きな本があるけれど、本当に体は全部しっていて、その時自分が何をするべきか、全て知っていて色々な行動をしているのだと思う。

これからも色々な事が起きるだろう。

けれど、自分の心と体にしっかり耳を傾けながら自分の人生のハンドルを切っていきたいものです。

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