ジェローム・ベル「Gala」

stage_71720ジェローム・ベルの「Gala」を観劇。

ジェローム・ベルの作品「The Show Must Go On」に出演させて頂いてから早6年。

ジェローム・ベルとの出会いは私の人生を大きく動かしたと言っても過言ではない。

パリに住んでいた時にも作品を観に行ったけれど、彼の作品は、ダンスとか演劇とか、プロとかアマチュアとか、様々な垣根を越えて、人間とは??という事を説いている様な、人という存在を改めて見つめ直す機会を与えてくれる様な気がする。

今回「Gala」を見て、とても素敵な時間を過ごさせて頂いた。

たくさん笑ったし、時に涙が溢れそうな瞬間もあった。

けれど、1つ感じた事は、ジェローム・ベル本人が来日していなかった事で作品の完成度が少し弱くなっていたのでは?という事。

6年前、本番2日ぐらい前に初めてジェローム・ベル本人が出来上がった作品をチェックし、様々なフィートバックがあったけれど、やはり作品の作者が居るというだけで、作品への理解、向き合い方はガラリと変わる。

今までやって来た事はなんだったのか!?と思う程に、作品中の1つ1つの在り方の理解が深まったものだった。

そして、その数々のフィートバックから、どんな動作をするのであっても、観客の前でステージに立つという事がどういう事か、改めて考えさせられた機会であった。

私にとって、ジェローム・ベルの作品は今までのダンス人生の中で、舞台に立つ事、舞台でやらなければならない事と作品とが一番腑に落ちた作品であった。

そんな事を思い出しながら、「Gala」でみた事を振り返り、きっと舞台に上がっていたパフォーマーの皆さんも、ジェローム・ベルの案内のもとでこの作品を上演したかっただろうな・・・と思った。

何より、やはりジェローム・ベルは凄い。

私は本当に、彼の作品が好きだ。

良い時間を過ごさせて頂いた。

余談ではあるけれど、実は私と旦那さんの出会いは6年前の「The Show Must Go On」の公演。

ジェローム・ベルがいなければ、息子はこの世には存在していないと言ってもいい。

今日は久しぶりの再会もあり、とても嬉しい時間でありました。

「Gala」について、旦那さんが書いています。

http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/16312

https://www.cinra.net/column/201712-jeromebel

    お参り

    IMG_6819とても久々のブログになりますが、2018年もどうぞ宜しくお願い致します。

    2018年、蠍座の人にとっては12年に一度のとても良い年になるらしく、それを信じてやみません。

    すでに、特別な年になるであろうという事は本の出版が決まった時から感じていた所。

    何よりも、母と自分の想いを一冊の本にして頂ける事は、本当に本当に幸せな事で、沢山の方のサポートのお陰様で、自分が思い描いていた事を全て形にしていただいて、こんなに幸せな事はありません。

    人のご縁というものは本当に不思議なもので、巡り会わなければいけない人とは巡り会うべき時に会える様になっているのだと感じる事は多々。

    今日、最後のゲラが出来上がり、用事の後、明治神宮へお参りに・・・・。

    明治神宮に到着する寸前、今回本を出版する運びとなったきっかけとなる編集者さんとの初めての出会いが明治神宮からすぐのスタジオだった事を思い出し、全てはそこから始まったのだな。と感慨深くなってしまった。

    結婚式を挙げたのも明治神宮。

    式を挙げたいと思っていた3ヶ月前、たまたまポンと用意されたかの様に空いていた式場と披露宴会場。

    その日でなかったら、父は結婚式に参列できなかったかもしれないタイミングで式を挙げられたご縁。

    息子の名前をつけるとき、明治神宮に命名をお願いし、8つぐらいあった名前の中で旦那さんと考えていたものと全く同じ漢字の名前が1つあって、息子の「瑛士」という名前はそれで決定したというご縁。

    思い返してみると、明治神宮という場所は私の人生においてとてもとても特別な場所になっています。

    今日、早足でだったけれど本のご報告をさせて頂きました。

    3月6日、出版社幻冬舎さんより本が出版されます。

    題名は、もしかしたらもしかしてまだ変わるかもしれないので、最終決定しましたらまた報告させて頂きます。

    様々な体験談、そして母の想い、私の想いを素晴らしい形にしていただきました。

    沢山の方に読んで頂けたら、そして1人でも多くの方が、自分の健康を自分で守ろう!という気持ちになって、身体に興味を持ってくれたら・・・と思います。