東日本大震災チャリティー公演「CURE」
2011年4月10日(群馬県・館林市)

出演:前澤香苗(企画)、今津雅晴、矢島吹渉樹

この公演は、企画当初、群馬県桐生市にある「有鄰館」という、古い蔵の残る文化財である酒蔵を会場に行う予定でありました。
現代日本に忘れられつつある古き日本の心。
そして、古くから人々の生活を守るために、人々を見守るように存在していた蔵。
今でも、そこだけは時間が止まったように残る蔵で踊るということに、忘れかけた大切な何かを思い出すという意も込め「CURE」(治療する)というタイトルを選びました。
しかし2011年3月11日、東日本を大地震が襲い、会場予定であった蔵も大きな被害を受け、使用不可能となりました。
大きなショックと、余震、計画停電など、いろいろな問題が残る中、公演を中止しようと考えていましたが、今の私達の出来る事は何か・・・。そして、私たちの選んでいたタイトル「CURE」は、今こそ必要な時なのでは。と公演実行に踏み切りました。
出来るだけ電気を使わずに公演を実行したいと考えていた時、素晴らしいタイミングで地元に住む蝋燭作家さんが、沢山の蝋燭を提供してくださいました。
公演最後には、会場に集まった全員で、この度の大震災で尊い命を奪われました皆様、そして被災地の皆様を思い献灯を致しました。
タイトルであった「CURE」が、演者、そしてお客様の間に互いに働いていたことに、大変感動し、演者として大切な事、忘れかけていたことを思い出させて頂いた公演となりました。
この公演での売り上げは全て義援金として、被災地に出向き、さまざまな活動をしている団体に、直接寄付させて頂きました。