住んでいる所から離れているので、そうそう訪れる機会も無いものだけど、やっぱりパリって感じがしてとても気持ちが良かった。
素敵な地区なだけあって、素敵なマダムに沢山遭遇。
良いもの身につけていますね。というのが良く分かるけれど、さりげなく良いもの持っている感のする素敵なマダムを沢山見て、目の栄養になった。
実は今日まで、シャンゼリゼ劇場でピナ・バウシュの「春の祭典」の公演が行われていた。ネットでのチケットは全て売り切れで、駄目で元々と思いながら劇場のチケットオフィスに行くと、超良い席を2枚GET出来て、最終日を鑑賞する事が出来た。
どうやら、このシャンゼリゼ劇場で初めて行われたニジンスキーの「春の祭典」から100周年という事で「春の祭典」特集のようなものをやっていたよう。
この前のプログラムもとても興味深いものだったけれど見逃してしまって、ピナの「春の祭典」は生で見た事が無かったので、今回はとても見たかったのです。
作品には圧巻。さすがでございました。
本当に見れて良かった。ピナは亡くなってしまったけれど、こうして彼女の素晴らしい作品が残っている。
本当に素晴らしいアーティストがこの世から居なくなってしまったのだな・・・と改めて思います。
そして、この前のプログラムであったニジンスキー版を見逃してしまったのは本当に残念だったけれど、100年まえのものが今でも伝え残されているという事に、芸術の素晴らしさを感じます。
このシャンゼリゼ劇場での公演が、パリ滞在で見た最後の公演となったのも、なんだか感慨深いものです。
そして、滞在中に沢山の公演を見に連れて行ってくれた旦那さんに感謝です。
日本で失いかけていたダンスに対する自分の気持ちを、またヨーロッパで踊っていた時のように戻してくれたのは、やっぱりここパリに来れた事が大きい。
戻って来てくれた大事な気持ちを持って、今度はまた日本に帰って試行錯誤始めようと思います。