ファッション・パリ

土曜日、旦那さんプロデュースのパリの素敵なお店巡りに出かけた。

行く場所、行き方は全て旦那さんが調べてくれて、どこに行くのか分からないドキドキと、本当に素敵な場所での楽しいパリの最後の週末になった。

もともと洋服は大好きだけれど、実は私の洋服に対する価値観に新しい価値観を与えてくれたのは旦那さんといっても過言では無いと思っている。

今までに、一生物の買い物!という買い物をした事が無かったけれど、洋服で初めてそういう買い物をするきっかけになったのも旦那さんの洋服話がきっかけでもある。

実家を全て天然素材でリフォームをしていた時、様々な職人さん達の話を聞く上で、やはり良い素材で出来た物は長持ちをするし、初費用は高くついても結局もとは取れてしまうのだという話をよくした。

長く持ち、人にも優しい。

同じ様な話を旦那さん洋服話から聞き、32歳の誕生日に一生物の服を買った。

今の私にとっては、今までの人生で一番大きな買い物。

母親とその買い物に出かけたのだけれど、何件かお店を廻った中でも旦那さんの好きなデザイナーさんの服を見て、触ると、その素材の良さと服のデザインを一目で気に入ったようで、これは買っておいた方が良い!と背中を押され購入したのでした。

他のお店で見るどの服にも関心は持たなかった母だったけれど、良いもの!と分かった時のあの反応の違いに、やはり人生の先輩は違うな〜と思ったものでした。唯一、そこの服だけに関心を持ち、自分もここの物を買いたい!と言っていた母。これはずっと着れるから!と買っておきなさい!!と母。

今回、旦那さんのリサーチで訪れたお店に行ってみて思った事は、まず店のセンスが半端無く素敵だという事。

恐らくアーティストが関わっていて、店の内装などもかなりこだわっているのだろうけれど、とにかくカッコいい。そして、洋服達の素材が良い。気持ちがいいものばかり。

そしてなんといっても、スタッフさん達の接客もとても感じが良い上、本当に良く気がついてくれる。何件か廻ったけれど、ちょっと飲み物を出してくれたり、ちょっとした案内をしてくれたり・・・。

今はまだ、とても買えないので見てるだけ・・だったけれど、空間や置いてある物や居る人たちのクオリティーの高さが、とても贅沢な気持ちにしてくれました。

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←このお店は、まるで秘密基地の様。

通りに看板も無く、通りに面した大きなドアのインターホンを押して、ドアを開けてもらって店に入れる様な仕組み。

 

 

 

 

 

 

そして、今興味があるのは着物。着物は本当に一生ものというか、後にも残して行ける素晴らしい物だと思う。

結婚式の時に着させてもらった白無垢、袴は母方の親戚の持ち物。今までに、いとこ達を始め何人か袖を通している縁起物。さすがに何代も着れるようにと作られた素晴らしいお着物なだけあって、こだわって作られたお着物達。

白無垢の方は本当の純白で、最初角隠しを着けようと思っていたのだけれど少しシミが見つかって、神宮で借りるという話になって着物と合わせてみたら、どの角隠しも色が合わず、結局着物と同じ生地の綿帽子にしたということがあった。この純白を保っておくには、本当に着物屋さんでしっかり管理してもらわないといけないらしい。そして、袴をはいた旦那さんは「こんな帯は見た事がない」と着付けの方に褒められたという。私達の結婚式にも来てくれた、その結婚衣装で10数年前に結婚した従兄弟の長女、小学4年生の女の子も、将来その衣装を着て結婚式をするなんて話もしていて、着物って素敵だな〜。とつくづく思う。

母方の祖母が生前作った着物を沢山貰ってあるけれど、着付け習って着物を生活の中に取り入れられるように、いつかなりたいな〜と思います。

洋服も着物も、身にまとう芸術!!!

素敵なお店巡りの合間のカフェ・レストランどれも素敵で、本当におしゃれな一日になりました。

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←洋服・雑貨・カフェなどが集まる素敵なお店。

これはCheck IN, Check OUTと書いてある小さいスーツケース達。

可愛い

古本に囲まれたカフェ

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