大好きな友人と数年ぶりに再会した。ご縁とは本当に不思議なもので、彼女と出会ったのは病院。
同じ日に、同じ足の怪我の手術を受けて同室に入院して、同じ様にヨーロッパでダンスを学んだ彼女とは本当に色々な話をしたものだ。
本当に素敵な女性で、会うといつも楽しくて、本当に色々な所に気がつく彼女にいつも憧れてしまう。
病院で出会ったのがもう15年くらい前。その後お互いに様々な国や土地に移り住んだけれど、会えば変わらず笑い合えることは幸せな事だな〜と思う。
楽しい時間を過ごして、心に栄養を頂いた。本当に感謝です。
話は大分ズレるけれど、先日起こったパリでのテロを通して色々な事を考えている。
人が人の命を奪う事程、残酷なことはない。パリで亡くなった方達の家族、友人達を思うと心が痛む。
しかし、それをまた武力で攻撃する事で何の解決になるのだろう・・・と疑問を感じる。
昨日、フランスに身を置いているシリア難民の女性がフランス人の方達と口論になっている映像が流れていた。
「死んでいるのはフランス人だけではない!!」と感情的に訴える女性の足下には、泣きながら母を止めようとする小さな女の子が映っていた。
その女の子の姿に、涙が出た。
こんな小さな子供を、こんな風に泣かせたらいけない。と思った。
国籍が違おうと、宗教が違おうと、同じ人間。人間同士が殺し合うなんて、したらいけない。
自分が母になって変わった事は、どんな人にもその人を産んでくれた親がいるという事をいつも考える様になった事。
今、この世に生を受けている人にとって共通している事は、皆お母さんが腹を痛めて、必死に産んでくれたという事実。
そんな風にして頂いた命を、人の手で絶つなんて事をしたらいけない。
戦争ほど残酷なものはない。
どうしたら、この醜い争いを終らせる事が出来るのだろう・・・。
皆、お母さんのお腹で守られてこの世に出させてもらったのに。
改めて、自分の母にも感謝です。
息子産まれる10日前のお腹。