第二の故郷

IMG_2010最近、大切なものが近くに戻って来ているような、そんな気がする出来事が周りで起こっている。

セルフボディケアWSを始めて1年たつけれど、身体を勉強する事を通して、WSに参加なさっている皆さんを通して、様々な気付きを頂いている中、やはり何をするにも時期というものがあって、自分にとってピッタリのタイミングで自分にとって必要な事がやって来ていると思えて仕方がないような出来事が沢山。

WS参加者の方達の身の回りに起きている不思議な変化や、自分の身の回りに起きている変化を通しても、そう感じる事は多々ある。

この1年、私は息子と過ごす時間を最優先に過ごさせてもらった。

息子と過ごす時間は、楽しい事もあればイライラする事もあったし、あぁ、もっと自分の事も出来る時間が欲しい・・・と思う事もあった。

けれど、言葉を覚え、少しづつ出来る事が増え、そのかけがえのない一瞬一瞬を傍で見る事が出来た事は、自分にとって何にも変えられないものだと思っている。

2歳児というものは本当に一筋縄ではいかないし、こちらの想像を遥かに超えた様な行動をしたりする宇宙人の様な存在だけれど、沢山の大人は忘れてしまっている事を見せてくれる。

こんな得点は他では得られないものである。

私はずっと子供という存在に興味があった。

子供がどんな風に学習して行くのか、どんな風に表現する様になるのか・・・

自分の子供を産んでみてはじめて、1人の人が育って行くという事がどういう事なのか考えたし、1人では到底想像もできない様な事を感じさせてもらったり、学ばせてもらっていることに、本当に感謝している。

しかし、やはり私の原点はダンス。ダンスというよりも、表現する事。といった方が良いかな。

人生の多くの時間を表現する事にかけてきた自分にとって、やはり表現し続ける事というのはずっと頭にあったこと。

子供を産み、実際に舞台に立ったり・・などの表現の機会は数える程だったけれど、身体の事をお教えするWSの場も、形は違えど私にとっては、大切な大切な表現をする場所であった。

不思議な事に、ここ数ヶ月の間に第二の故郷でもあるポルトガルが、何だか近くに戻って来て、私に新しい可能性を見せてくれている様な気がする。

素敵なご縁で、ポルトガルの素敵なお皿を頂いた。

ポルトガルを思い出す時、あの充実した日々を思い出す。

そんな中、子供と一緒に表現をする場所を創る為の勉強を出来る機会を得た。

しかも、それはポルトガルの音楽施設Casa de Musicaの方達から学ぶ事が出来るというもの。

今、その為に自分で企画を考えている。

息子と過ごしたこの2年半、沢山の事を息子から学んだ。

子供の為のWSを考えるにあたって、息子がどうしたら笑顔になるかな?と考えながら、その空間の事を考える。

こんな素敵な瞬間が訪れる日が、こんなに早くやって来るなんて思わなかった。

自分の企画が通るかどうかは分からない。けれど、この素晴らしい勉強のチャンスを頂けた事、そして自分のやりたい事を考えられる幸せをかみしめながら、精一杯頑張ってみたいと思う。

息子をいつか、第二の故郷ポルトガルに連れて行ってあげたい。

そんな日を夢見て、今出来る事頑張ります!!!!

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