成長

IMG_4579先日、息子の保育参観があった。

幼稚園が大好きな息子だけれど、その成長ぶりに感動しっぱなしの参観だった。

色々なお支度、先生の話を聞く姿勢、大きな声で歌う歌、友達と仲良く遊ぶ姿・・・

全てが私の目にはカッコ良く見えて、何より笑顔一杯に過ごす息子の姿に嬉しくてたまらなくなった。

先生達も良く園児達を見てくれていて、息子をはじめ皆先生の事が大好きな様子だった。

通園バスでは年上のお兄ちゃん、お姉ちゃんにも良くしてもらい、毎日の楽しい活動やお友達とのやり取りなどを報告してくれる今、泣いてバスに乗っていたのが嘘の様。

沢山のお友達、沢山の先生との関わりがある環境は、とても良い環境。

静と動のけじめをしっかりつけるという事を大事にしている幼稚園の方針はとても共感できた所であったけれど、人の話を聞く事や、挨拶をする事など、大切な事をしっかりと教えてくださって、自分の考えている大切な事と同じ事を大切にしている幼稚園に出会えた事に今は本当に感謝している。

年中さんになるとお茶の授業が始まる。

入園前に見学に行った幼稚園のお茶の授業では、制服を着て、必ず白いソックスを履き、畳の縁を踏んでは行けない事や、掛け軸の意味、季節のお花の事、このお部屋に入ったら美しい日本語を使いましょう。という事など着物を着た先生が綺麗な日本語で教えていらっしゃった。

息子はその授業に釘付けで、お兄ちゃんやお姉ちゃん達と同じ様に正座をして、先生の話を良く聞いていた。

その時、先生が「ホタル祭りでホタルは見ましたか?」という質問をなさっていて、その数日前に愛媛の実家でホタルを見たばかりだった息子はニコニコの笑顔で私に「ホタルだって」と言った事を良く覚えている。

その息子の反応で、やっぱりこの幼稚園に入れたい!と思ったものだった。

とても沢山の事を吸収する時期に、どんな事を体験出来るかという事は、これからの人生にも大きな影響があるかと思う。

今はまず第一に、子供が楽しいと思える事を体験させてあげられたら・・・と思う。

沢山の楽しいを体験しながら、これからの将来で自分の本当に好きな事を見つけられる様になって欲しい。

今まで、ずっとやりたいと思っていた子供とダンス・音楽の活動が具体的に動いて来た。

その活動を考える上で、やはり一番に考える事は、その活動をする事で、子供達がどんな事を発見し、どんな事を持って帰ってくれるか・・・という事。

こちらの伝えたい事が明確になっていれば、きっと子供達は何かを感じ、何かを持って帰ってくれるのでは?と思う。

きっと何においてもそうだとは思うけれど、誰かの人生に大きな影響を与えたりする師やアドバイザーは、自分の物差しだけで人を計らず、様々な角度からその人を見られる人のような気がする。

息子の幼稚園生活を見学して、園児達の様子を見て、大切な事を教えてもらった気がする。

大きな大きな可能性のある小さな人たちの未来に、少しでも良い影響が与えられる様な事、して行けたらいいな。

子は宝。

 

 

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください