人にはそれぞれ、身体の弱い場所があります。
骨格や筋肉の使い方、または親から譲り受けた遺伝だったり、さまざまな事から弱い場所はうまれていますが、実は起きている不調には必ず理由があります。
私の実体験をお話しします。
私は今まで、本当に不思議なほどに、身体の不調は全部右側に現れていました。
高校生の時、毎日トウシューズを履いて痛めた足首。足首の中の部分に「三角骨」という骨があったため、両足を手術しました。
左足はすぐに痛みは無くなったものの、右足にはずっと痛みがあり、もしかしたら手術後に癒着があるのかもしれないと右側は再度手術をすることになりました。
二度の手術後も痛みが続いていた足首は、さまざまな治療を試してもどれも効果はなく、唯一効果があったのは官足法の足揉みで、同時期に患っていた潰瘍性大腸炎の症状も、通院中全く良くならなかったことが嘘のように自然治癒しました。
それからというもの、足揉みは続けていましたが、それでも出てくる不調は必ず右側でした。
長男を産んで数ヶ月の時、喉にピンポン玉くらいの大きさの出っ張りを発見。あまりに大きく、シコリのように固まったもので、子供も生まれたばかりで不安で過ごすのも良くないと、すぐに病院に行ってみました。唾液を飲むときにしこりが動くので、甲状腺だという事で、紹介状を書いてもらい、大きな病院へ。
がんの可能性もあるとのことで、細胞検査を行うことになり、注射器でしこりの部分の細胞をとると、シコリは無くなりました。病院の先生は、「一瞬なくなったように見えるけれど、必ずまた出てきますから・・・」と言われたけれど、それからシコリは無くなったまま、細胞検査も異常なく、事なきを得たのでした。
その時シコリができていたのは、右側の甲状腺・・・。
そして、3人の男の子を全員母乳で育てましたが、乳腺炎のように詰まってしまっておっぱいマッサージに行く時は、大体右側の詰まりが原因という事が多かった・・・。
今現在、私の視力は右と左でおおきな差がある状態ですが、左は1・2くらい見えているのに、右側はかなりの乱視らしく、0・2くらいしか見えていません。
こんなに不調が右側に集中しているということには、何か理由がありそうです。
足の反射区を見てみると、右側にしか反射区がない臓器があります。
それは「肝臓と胆のう」
肝臓と胆のうがうまく働かなくなると、目の病気や胃腸疾患、アレルギー症疾患などが出る。
私は小学生の頃から猫アレルギーがあり、幼馴染の家の猫ちゃんを触ると目が痒くなってしまい、白目がゼリーみたいになってしまうことが良くあった。
そして、高校生の時からの潰瘍性大腸炎。
ドンピシャです。
3月・4月・5月の春の時期に肝臓と胆のうは活発に働きます。この時期の気の流れる道を見てみると、大腸や喉、気管、肩などを通っている。
そういえば、右肩にガングリオンのような小さなしこりもできた事もありました。
風邪を引くといつも咳が長引いていたし、気管支喘息の治療も終えたばかり・・・。
あまりにも自分の不調と重なることが多くて驚きます。
私は毎年1月になると目尻が痙攣し、その次に耳鳴りがします。毎年必ず・・・。
数年にわたってセルフボディケアWSをやっているので、いつどのような症状が出たか鮮明に覚えていますが、1月の経絡の流れは胆経といって胆のうと関わりのある経絡の流れが活発に働く時期であったのです。
ということは、私の弱い場所はやはり肝臓・胆のうだと言って良いでしょう。
「怒りは肝の志」と言われているけれど、イライラおばさんなのもこのせいかもしれません。
最近発見した事ですが、甲状腺を患っている方には股関節が悪い方が多い。
股関節の手術をした後のバセドウ病発症や、股関節が悪い方がバセドウ病も患っていたという話をいくつか聞きました。
それを参考に自分の身体に起きたことを見直してみると、二度の手術をした場所は、足首の内くるぶしの所。
内くるぶしの反射区は股関節の反射区。右は2回も、股関節の反射区部分にメスが入っている。
ということは、右の甲状腺にできたシコリは、この手術の後遺症のようなものだったのかもしれない。とさえ思えます。
今出ている不調、過去にあった不調には必ず原因があります。
その原因をしっかり知っていると、この先に起きるであろう不調を回避することができるかもしれない。
自分の弱い部分を知ることは、自分が気をつけた方が良いことを知ること・・・。
毎日変わる天気と同じで、1日だって同じ状態なことはない私たちの身体。
ぜひ、1年間を通して自分の身体に起きていることに目を向けてみてほしい!!!!
そうすることで、自分の取り扱い説明書ができて、気をつけた方が良い時期、その時期にどう過ごしたら良いか、不調が出た時の対処法が見つかるはず。
不調をそのままにしておくと、次の不調が現れます。
今の不調は身体からのサインです。
サインをしっかり読み取って、自分の身体を自分で守ること、それが先の健康にもつながるのです!!!!!!
- 日程: 2024年3月5日(火)
- 時間: 10時半〜12時
- 料金: ¥3000
- 場所: Zoom