半年間、正座が出来なかったのに・・・

愛媛に来て早3ヶ月がすぎ、やっとこちらの暮らしにも慣れて来た頃、ある方に本を差し上げた事をきっかけに足揉みのプチ講座を開催。

そこで効果を実感した方が、お友達を連れて我が家にやって来ました。

話を聞くと、かれこれ半年以上、正座をする事が出来ないという。

足を見れば一目瞭然。膝の反射区をはじめ、身体の後ろ側(背中や方の外側)などに繋がる反射区が滞り、血管まで見えてしまっている。

プライベートセッションでは、足を揉んであげる事ではなく、どのようにしたら汚れが動いて行くのか、棒やウォークマットを踏んで自分で自分の身体を動かす事を案内して行くのだけれど、膝が痛くてあまり座っていられない様子なので、今回はウォークマットをメインに、足のどこに老廃物が溜まってしまっているのか、どこをどのように揉めば良いのかを伝えながら自分の手で自分の足を揉んでもらいました。

一通り、セッションが終わって正座をしてみると、見事に正座出来る様になり、半年以上、膝を曲げる事も困難だったのに!!と大変驚かれていました。

身体に痛みが出ている時、そこに痛みが出てしまう原因が必ずある。

そして、その原因さえしっかり改善すれば、自分の手で自分の身体は変えることが出来る。

そう改めて目の当たりにさせて頂きました。

自分の身体を自分で守る官足法。やっぱりこの方法はすごい!そして、1人でも多くの方に、この自分の身体を守る術を伝えて行けたらと思います。

そして、松山でもセルフボディケアWSを開催して行く運びとなりました。

毎月第一金曜日 9:30〜11:00

会場:愛媛県生活文化センター

詳細はまた後日・・・・

    「病気のサインは足裏で読む」

    病気のサインは足裏で読む

    いよいよ、沢山の人のご協力のもとに出来上がった1冊の本が全国書店に並ぶ日も近づいて参りました。

    配信OKがでましたのでこちらに載せさせて頂きます。

    老若男女、様々な症状が足揉みによって回復なされた方達の体験談を通して、足を揉む事、血液の循環を良くするという事、自分で自分の身体を守るという事はどういうことなのか・・

    そして身体の仕組みや身体と心の関係など、官足法の事だけではなく、人の身体と心を改めてみなおす機会になる様な内容にしあがりました。

    とても読み応えのある内容になっています。

    自分の為、家族の為、大切な人の為に、是非この一冊が身体を見直すきっかけとなって頂けたら幸いです。

    本の帯には、妊活中に私がお手紙で官足法の事を書かせて頂き、母の元に施術にいらっしゃった森三中の大島美幸さんからも推薦文を頂きました。

    反射区図を見やすくする様な本の型にして頂いていたり、基本の足の揉み方が動画で見れる様にQRコードもついています。(私が自分の足を揉んでいる動画です)

    本当に沢山の方達のご協力のもと、私の「こうしたい!」を現実のものにして頂きました。

    自分の伝えたい事をこんなに全て叶えて頂いて、ただただ感謝の気持ちしかありません。

    私自身がこの官足法に助けられた様に、この本で身体の不調を改善できる方が1人でも多く増えます様に・・・・

    そして、娘の為に・・・と官足法を勉強してくれた母は、この素晴らしい方法が1人でも多くの方に伝わって欲しいといつも口にしていました。

    この本で、少し母への恩返しが出来たら嬉しいです。

    そして、母が私にしてくれた様に、大切な誰かの為に・・・の想いがどんどん循環していってくれる事を願っています。

    3月6日発売です。

    全国書店に並ぶのは3月8日頃かと思います。

    どうぞ宜しくお願い致します。

     

    「病気のサインは足裏で読む」

    著者:前澤香苗 発行:幻冬舎

     

      息子のプレ幼稚園

      IMG_1963息子がプレ幼稚園に行き始めて早3ヶ月がたとうとしている。

      最初の2ヶ月は親子で、そして今月から母子分離になり、とても成長が見られる。

      今日は父の日という事で、プレゼントを作成してくれた。

      1人でこんな事出来る様になったんだな・・・と思うと感動してしまう。

      本当だったらこのプレ幼稚園に入れていなかったであろう息子だったけれど、頼んだ並び屋さんの親切のお陰で入る事が出来たのは息子が強運の持ち主だからなのかもしれない。

      先日、今プレに行っている幼稚園の見学会に参加した。

      幼稚園の中を全部見せて頂きながら、最後に数分だけお話を聞いた。

      以前、気になっていた幼稚園の説明会に参加した事があったけれど、その時は1時間もの時間説明を聞いたにも関わらず、その幼稚園が何を大切にして子供との園生活をおくっているのか、コンセプトがよく理解出来なかったことが引っかかっていた。とても魅力的な幼稚園ではあったけれど、「ここだ!!」という確信が持てなかった。

      でも、先日の見学会を終えて、ほんの数分の説明であっても幼稚園がどんな事を大切に子供に接しているのかがはっきりと分かった事、そしてその理念に強く共感する部分があった事で、やっぱりここだな!と確信を持つ事が出来た事は大きな出来事であった。

      とても人気だし、評判も良い幼稚園であったけれど、中を見てみて、話を聞いてみて、そして何よりも園児達の様子を見ていて、人気である事が良く分かった。

      母子分離になった今、息子達が先生達と過ごしている間、何人かのママ達とお茶をして待っている。

      今ではこの時間がとても楽しみになっているけれど、色々な幼稚園の話をはじめ、今行っている幼稚園の話など、色々な事が聞けて本当に参考になる時間。

      そして、皆さんと話しながら自分の思っている事を言葉に出す事で、「あぁ、やっぱりそう思っているんだ、自分。」と再確認する事も多々あるもので、今日の皆さんとの話でまたより一層、今プレに行っている幼稚園に息子を通わせたい!と強く思う様になった。

      私は、自分が海外で生活していた間に日本の事を、自分の国の事をあまり知っていない自分を恥ずかしいと思う瞬間が多々あったものだった。

      日本びいきの日本好きの外国人の方が、私よりも日本の事の事に詳しかったりもした事があって、あぁ、もう少し勉強するべきだったな。と強く思ったものだった。

      そして、海外での生活に区切りをつけて日本に帰って来てからというもの、日本の着物やお茶、建築などに強く惹かれた自分がいたのは、中学生の時に学校で習ったお茶の時間の事が大きく関係している様な気がしてならない。

      お茶を飲むまでのお作法や、お茶菓子の美しさ、あの独特の緊張感。あの時別な時間がとても好きだった。

      日本文化の美しさを身を持って感じられた時間だった。

      今でも袱紗のたたみ方など少し覚えている。

      そのチャンスを中学生の時に体験させて頂けた事はとても大きな出来事だった。

      これからの時代、国際的に活動する事を考えた時、絶対に自分の国の事を知っている事というのは大きな糧になるような気がしている。自分がもう少し自分の国の事を勉強しておいたら良かった・・と思った様に。

      なので、息子には色々な事を見たり、聞いたりさせてあげたいのは勿論だけれど、日本の伝統文化に触れる機会を作ってあげたいとずっと思っていた所だった。

      今行っている幼稚園で、私が気に入った所は、年中さんから茶道の授業があるという事。

      先日見学に行ったときも、お茶室で年長さんがお茶の授業をしている所だった。

      普段の生活は普段着らしいけれど、お茶の時間は必ず皆制服を着て行うらしい。

      先生の話をしっかり聞いていて、先生も「こういうお部屋に入った時には、しっかりとしたお言葉遣いをつかいましょうね。」と優しくお話しかけていらっしゃった。

      床の間にはその季節にあった掛け軸とお花が飾ってあり、それについてまたお話をなさる先生の話を、皆しっかりと聞いていた。

      「ホタル」をテーマにお花を飾っているという先生の言葉に、先日ホタルを見たばかりの息子は「ホタル!!」と反応していたけれど、後の幼稚園の先生の説明で「最近の子供は話を聞けない子がとても多いのだと小学校の先生が言っていた」と話す先生の言葉に、お茶室のあの独特の緊張感を子供はしっかり感じて、先生の話に耳を傾ける事もしやすくなるのではなかろうか?と思ったりもした。

      実際、一緒に見学に行っていた息子は、同じ様に正座をし、お兄ちゃん、お姉ちゃんに混ざりたそうにしていて、あぁ、雰囲気でしっかり感じ取っているのだな・・と感じたものだった。

      幼稚園では、私では提供出来ない体験を沢山させてあげたい。

      お友達と遊ぶ事、お友達と先生と一緒に取り組む事、時には喧嘩もあるだろう。

      でも、とにかく息子が楽しく過ごせる様な環境を提供してあげられたらな。と思う。

      見学会の後、何をしていた訳でもないのに「楽しかったね」を連発する息子。

      その言葉を聞けた事が一番大切。

        人間力

        人間には、想像もつかない様なパワーを発揮出来る時があるような気がする。

        でも、それというのはその時にパッと創られたものではなくて、何でもない日々の小さな努力や、小さな心がけが、いざという時のとんでもない力になる様な気がしてならない。

        自分自身の経験を通してもそうだけれど、ダンスを通して知り合った友人達を見ていても、やはり自分を信じて毎日の努力を欠かさない人は、いざ!!!という時に必ず結果がついてきていた。

        私の人生の中で、自分がめげそうになると思い出す出来事がいくつかある。

        まず、ヨーロッパのダンスカンパニーのオーディションを受けまくり、落ちまくっていたベルギー時代に知り合った友人の事。

        同じ様にダンスカンパニーのオーディションを受けまくっていた彼女とは直ぐに意気投合し、色々な話もしたし、オーディション情報を交換し合ったり、時には互いに慰め合ったりして、親友と呼べる仲になった。

        オーディション周りにはお金がかかる。けれど、お金をかけてオーディションに行かなければ、まず仕事は得る事は出来ない。

        友人もその年が最後のチャンスで、これで仕事が決まらなければダンスは諦めて自分の国へ帰るといっていた。

        私も両親から、兄を大学にだしたと同じだけはサポートすると言われていたので、その年が最後のチャンス。これで仕事が決まらなければ、ダンスは辞める。という覚悟をもってオーディションに挑んでいた。

        けれど、友人の覚悟は自分のものとは比べものにならない程の覚悟であった。

        オーディションに行くためのお金を保つ為に頑張って節約をしていたけれど、洋服も数枚しか持っておらず、ダンスのレッスンから日常生活までその数枚で過ごしていたし、出来るだけ安く滞在する為にユースホステルでアルバイトしながら無料で滞在させてもらいながら、昼食には朝食のパンを持ち歩いて節約していた。

        そんな彼女に触発されて、私も何とか親に負担を少なくさせたいとアルバイトを捜した。

        オーディションがあればそれを最優先させてくれる、という条件で、運良く日本人の方が経営するお店でアルバイトをさせて頂ける事になり、朝自分の為のダンスクラスを受け、夜はアルバイトをし、オーディションがある時には一番やすい夜行バスでオーディション会場へ向いオーディションを受けるというハードな生活をしていた事も、今思い出せば良い思い出。

        その後、私も就職が決まり、彼女も学校が決まりそれぞれ新しい生活が始まったけれど、その後彼女は大出世して、世界中を駆け回り素晴らしいダンサー生活を送りながら女性としても幸せに暮らしている。

        あの時、彼女に出会えた事は本当に自分にとって大きな出来事だった。

        何よりも、誰に何と言われようと人からどう見られようと、自分の信念を貫き努力している人には必ず結果がついてくるのだ。という事を目の当たりにした。

        そしてもう一つ、私に大きな影響を与えた出来事は父が倒れた時。

        あの時ほど、自分は無力で何も出来ない・・・と感じた事は今まで無かった。

        人の命の長さは決められない。どんなにお金があっても、それだけは買えない。

        父を手術に送り出す時、私がどんなに頑張ったとしても、お医者様がどんなに頑張ったとしても、父の生命力にかけるしかないのだ。と思った。

        もうこれは、父のもった運にかけるしか無いのだと。

        父は九死に一生を得る事が出来たけれど、この奇跡は父が今まで積み上げて来たものだと思った。

        そんな出来事を経験してから、人の事は自分には何も出来ないのだな・・・と思う様になった。

        家族の事、友人の事、大切な人の事は心配になるし、出来るだけ協力したいと思う。

        けれど、最終的な所で何も出来ないのだと分かったら、とにかく自分のその時に出来る事を精一杯する事が相手の為にもなるのだ!!と今は信じて行動している。

        人の事は変えられない。でも自分は変えられる。

        自分で選んで自分で行動していたら、何かがあった時人のせいにしないようになる気がする。

        とにかく、今自分の出来る精一杯を生きようと思う。

        そうしていれば、道は自ずと開けて行くと思うから。

        自分の身体を整え、自分の気持ちを整え、自分の出来る努力を続ける事。

        そういう積み重ねが、いつか必ず自分も自分の大切な人も守ってくれるのだと思うから。

        努力の先には未来が明るい!と信じて頑張ろう!!

        あぁ〜〜、ポルトガルに行きたい。

        Window

          再会と思う事

          大好きな友人と数年ぶりに再会した。ご縁とは本当に不思議なもので、彼女と出会ったのは病院。

          同じ日に、同じ足の怪我の手術を受けて同室に入院して、同じ様にヨーロッパでダンスを学んだ彼女とは本当に色々な話をしたものだ。

          本当に素敵な女性で、会うといつも楽しくて、本当に色々な所に気がつく彼女にいつも憧れてしまう。

          病院で出会ったのがもう15年くらい前。その後お互いに様々な国や土地に移り住んだけれど、会えば変わらず笑い合えることは幸せな事だな〜と思う。

          楽しい時間を過ごして、心に栄養を頂いた。本当に感謝です。

          話は大分ズレるけれど、先日起こったパリでのテロを通して色々な事を考えている。

          人が人の命を奪う事程、残酷なことはない。パリで亡くなった方達の家族、友人達を思うと心が痛む。

          しかし、それをまた武力で攻撃する事で何の解決になるのだろう・・・と疑問を感じる。

          昨日、フランスに身を置いているシリア難民の女性がフランス人の方達と口論になっている映像が流れていた。

          「死んでいるのはフランス人だけではない!!」と感情的に訴える女性の足下には、泣きながら母を止めようとする小さな女の子が映っていた。

          その女の子の姿に、涙が出た。

          こんな小さな子供を、こんな風に泣かせたらいけない。と思った。

          国籍が違おうと、宗教が違おうと、同じ人間。人間同士が殺し合うなんて、したらいけない。??-16

          自分が母になって変わった事は、どんな人にもその人を産んでくれた親がいるという事をいつも考える様になった事。

          今、この世に生を受けている人にとって共通している事は、皆お母さんが腹を痛めて、必死に産んでくれたという事実。

          そんな風にして頂いた命を、人の手で絶つなんて事をしたらいけない。

          戦争ほど残酷なものはない。

          どうしたら、この醜い争いを終らせる事が出来るのだろう・・・。

          皆、お母さんのお腹で守られてこの世に出させてもらったのに。

          改めて、自分の母にも感謝です。

          息子産まれる10日前のお腹。