セルフボディケアWS@西荻窪レポート

IMG_08362回のセルフボディケアWSが無事に終了。

両日共に沢山の笑いと色々な話で盛り上がった。

初めて参加された方で、足だけで身体の不調を全て言い当てた事に大変ビックリなさっていた方がいらっしゃったけれど、WSを開催する度に、やっぱりこの血液循環法は凄い療法だな・・・と改めて気づかせて頂いている。

WSでもお話したけれど、私が今まで見て来た身体の調子の悪い人のほとんどが、実はとても繊細で敏感な方が多い。

身体のコントロールをする事がとても上手で、気づかないうちに血液を止めてしまったりしている事が多々ある。

人は、ハッ!!と息をのむ様な出来事があるとたちまち血液が止まる。敏感な人程、様々な所で様々な情報をキャッチし、自分の中に取り入れる事が出来てしまうから、とても大変。

WSでもお話ししたけれど、私も敏感なほうで、苦手な人が作った料理を食べたら下痢をしてしまったり、あまり好きではない場所に足を運べば手が浮腫んだり、数年前にはある人と話をしたら、喉が詰まった様になって自分の言葉が上手く出なくなってしまった事もある。

敏感であればある程、身体は影響を受けやすい。けれど、逆に身体や気持ちに良い事をしてあげれば、良くなるのもとても早いのだ。

今、病気を抱えている人は、この事を知っておくだけでもポジティブになれるのではないかな・・・・と思うし、敏感な人程、自分で自分の身体をケアする血液循環法はとても向いていると思う。

そんな事も、これから伝えて行けたらいいな・・と思います。

今回のWSでは、足だけではなく、足と相対応にある手の揉み方も伝授。

ウォークマットを沢山の笑い声とともに踏んだ後、今日はお互いの手を揉み合う。

足に汚れが溜まっている人は、大体手も同じ状態になっている。

腕に骨の様なコリコリがあったり、少し押しただけでも痛かったり。

身体は正直。

今日WSを受けた方で、手を揉んだらミミズ腫れの様になった方がいらっしゃった。

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老廃物、溜まってますね。

母の患者さんで、足を揉み終ると背中が鮫肌のようにガサガサになってしまう方がいたけれど、やはり汚れが沢山溜まっている方だった。

身体って本当に正直。この血液が動き出したからでている反応を良いものとしてとれるように、きちんと案内して行ってあげないといけないな。と思う。

私も沢山勉強させてもらった2回のWSでございました。

次回もまた違った内容で身体全部に血液を送れる様にします!!お楽しみに。

    セルフボディケアWSスケジュール

    写真-7西荻窪で月2回、そして地元佐野でもはじめたセルフボディケアWS。

    前回の佐野でのWSでは、初回にも関わらず9名の参加者の方が集まりました。

    現在、西荻窪のWSは予約が直ぐに埋まってしまう状況となっております。

    続ける事がとても大切な療法なので続けて受講なさっている方も多く、WS受講されているだけでも身体に様々な変化が現れている方達も沢山。

    毎回、お茶菓子を何にしようか考えるのが大きな楽しみな私ですが、今の所決まっているWSスケジュールをお知らせ致します。

    続けて受けていらっしゃる方を優先しているので、新規の方はなかなか入りにくい状況です。

    なので、ご興味がある方はお早めの予約をオススメ致します。

    以下、今決まっているWSスケジュールです。

    2016年2月19日(金)@西荻窪アトリエハコ 10:30~13:00(満員)

    2月21日(日)@西荻窪アトリエハコ 10:30~13:00(満員)

    3月5日(土) @佐野市城山記念館    9:30~11:30(予約受付中)

    3月18日(金)        @西荻窪アトリエハコ 10:30~13:00(予約受付中)

    3月21日(月・祝)@西荻窪アトリエハコ 10:30~13:00(予約受付中)

    4月2日(土)       @佐野市城山記念館     13:00~15:00(予約受付中)

    ※会場の関係で午後からの開催です。恐らく、桜が綺麗な時かと思いますので、花見会を企画出来ればと思っています。

    4月15日(金) @西荻窪アトリエハコ 10:30~13:00(予約受付中)

    4月17日(日) @西荻窪アトリエハコ 10:30~13:00(予約受付中)

    5月7日(土)  @佐野市城山記念館   9:30~11:30(予約受付中)

    5月15日(日) @西荻窪アトリエハコ 10:30~13:00(予約受付中)

    5月20日(金) @西荻窪アトリエハコ 10:30~13:00(予約受付中)

    自分で自分の身体を守る方法を一緒に勉強しましょう。

      不妊治療について考える・その2

      今日、朝のテレビ番組で不妊治療の事について特集していた。

      土曜の朝は息子の大好きな「おさるのジョージ」と「ひつじのショーン」がある為、録画して後で見る。

      現代の女性の晩婚化や、女性が仕事を頑張らなければいけない時を過ぎてからの妊娠・出産を考えると、どうしても結婚・出産が遅くなってしまって、その頃には子供が欲しくてもなかなか授からない・・・というのが大きな問題だ。という様な内容であった。

      女性にはリミットがある。これはどうしたって変えられない事実。

      しかし、自分で自分の身体をしっかりケアする事で変えられる事もある。

      母の患者さんで、47歳で自然妊娠し出産なさった方がいる。治療始めの彼女の身体は酷かったと母は言うけれど、既に40歳を過ぎてからはじめた官足法の治療。

      その前に不妊治療は行っていたとの事だったけれど、彼女の身体が自然に妊娠出来る身体になるまで7年の月日がかかった。

      妊娠する直前、彼女は、子供を授かる・授からないの前に、自分の身体を良くしたい!!と思う様になったのだと話してくれた事があった。

      人間の身体は凄い力を持っている。老化して行く事は変わらないけれど、若くても身体の中がゴミだらけの人もいるのだ。

      不妊を全て卵子の老化のせいにしてしまうのはどうなのだろう。

      人の身体を見させて頂く仕事をしていると、今症状がある患部以外の所に元々の原因がある場合がほとんどだと言う事に気づかされる。

      例えば不妊の方であっても、子宮が冷え冷えになってしまうに至る原因が必ずあったりする。

      そこの部分に目を向けられる事は、不妊治療をしている方にとっても助けになるのではないかと思う。

      最近、官足法の様な自分で毎日出来る方法に出会い、不妊治療を辞める決意をなさった方がいる。

      その方は、自分で出来る事がある!自分で自分の身体を良く出来る!!!と思える事が、とても支えになっているような事を話してくださった。

      もっともっと、自分で自分の身体を見つめ直す事が出来る機会を増やして行ければ、自分で自分の身体を守ろうとする人が増えると思うし、まずはどうして子供を授からないのかという事を、目に見えない卵子の老化・・という一纏めにしてしまわないで、その人それぞれの身体の状態を丁寧に見れる人が必要なのでは。と思う。

      そしてもう一つ思った事。

      今日のテレビ番組でもある出演者の方が言っていたけれど、

      「私は女性に、絶対に仕事は子供産んでからでも出来るから、早くいい人を見つける事を最優先にしてほしい」と言っているのだという話をしていた。

      女性にとって仕事が充実する時期と、婚期や出産期というのは同じタイミングにやって来る様な気がする。

      人間はやはり、どちらも取るという事は出来ないから、ましては出産となると身体に制限が出来るから、仕事と同時に行う事は不可能である。

      私も色々迷っていた時期に、とても印象に残るアドバイスを頂いた事があった。

      そのアドバイスをくれた方は、私の憧れているある方の話をしてくれた。

      私の憧れている方は、子供を産みながらも今でもお仕事で活躍なさっている。

      しかし、お子さんが生まれた後の3年間は子育てに没頭していたのだという。

      でも、今そんな風に見えないでしょ??!と。

      「かなえちゃん、やりたい事は何歳になっても出来るよ。お母さんになってからだって、絶対に出来るから」と言ってもらって、とても勇気を頂いた。

      中学生の頃から大好きだったバレエ映画の「愛と喝采の日々」は何十回も見た映画。

      主人公の2人は同じバレエ団で活躍していたけれど、一人は現役を続けてプリンシパルに。しかし結婚もしておらず、孤独を感じている。もう一人は、結婚・出産をして2人の子供を産んだけれど、活躍する友人に嫉妬の気持ちも持っている。自分も続けていれば・・・という思いがある。

      プリンシパルの女性は、年も重ねてそろそろ引退・・・という時に、もう一人の主人公の娘がバレエ団に入団する。その事をきっかけに、また色々な思いがぶつかり、お互いにお互いのある状況が羨ましくもあり、嫉妬の思いがあったり、寂しい気持ちが見えたりととても良く出来た映画。

      私は、この映画を何度も見ていた中学生の頃から、自分は将来、結婚し子供を授かるという選択をしたい。と強く思っていた。その映画の影響で、きっと自分のキャリアと結婚や出産とを選ばなければいけない時がくるのだろうな。とずっと思っていたけれど、私のタイミングとしてはヨーロッパでのダンサー生活に区切りをつけた時がそのきっかけだった様な気がする。

      日本に帰る事はダンサーとして活動して行くのにとても勇気がいる事だった。

      でも、数年後素敵な旦那様に出会い、息子という宝物を授かる事が出来た。

      人生には、選択しなければいけない時というのがある気がする。その選択とは決して簡単なものではなく、時には大きなリスクを伴う事もある。

      けれど、リスクを負わなければ得られない事もあると思うのです。

      録画したテレビを見ながらそんな事を思い、不妊と一纏めにされてしまう事や女性の仕事のあり方について、色々考えるのでした。

      そして、やっぱり自分は人一人一人と向き合いながら、身体を見させてもらいたいと思うと同時に、息子が幼稚園に行き始めたら、本格的にダンススイッチを入れられる様に今から準備しておこう!と気合いが入るのでした。IMG_0779

        Shareするということ

        IMG_0815今日、okatte西荻という場所で「ずっといっしょ」というドキュメンタリー映画の上映会があった。

        http://www.okatte-nishiogi.com

        子連れで行けるという事もあり、会場に興味があった事もあり、息子と参加した。

        映画の内容はとても興味深く、妊娠中に見た「生まれる」というドキュメンタリー映画の続編のような感じで、何度も涙が頬を伝うシーンがあった。

        映画が終った後、少し感想をシェアする時間というものがあった。

        これは、苦手なやつだ。

        「では、この映画を見た感想をシェアしたいと思います。お近くの人とシェアしてみてください。」とスタッフの方がおっしゃっていたのだけれど、私はこの手のものはあまり好きではない。

        シェアする事が好きではないのではなく、そんなものは言われてするものでは無い様な気がするからだ。

        私は、映画でも作品でも、見た後には少し自分の中で考えて消化する時間が欲しかったりする。

        気のしれた仲であれば感想を言葉に出す事で再確認する事はあるけれど、全くはじめて会った人と、

        「今からシェアしてください」のかけ声でシェアする事って疑問が残る。

        幸い息子がちょろちょろしだしたので、息子と時間を過ごしている間にシェアの時間は終わった。

        私は、自分のダンス作品を発表する場を作るときやWSを開催する時にまず考える事がある。

        それは、どうしたら初めてその場に集まった方達が同じ空間を、同じ時間をシェアし、分かち合う事が出来るだろう??と考える。お客さんだけでなく、私自身も含めて・・・。

        ダンスの公演では、伝わっているかは分からないけれど、自分もその場、その時でしか感じられない事を表現出来る事柄を入れたり、演者・観客という間に出来る壁をどのようにしたら取り払う事が出来るだろうかと考える事が多い。そうして発信した物には、お客さんはこちらからアプローチをしなくても必ずと言って良い程に反応をくれるし、中には言葉に出さずとも、自分の中で色々な想像を繰り広げている人だっている。

        そのひとそれぞれが、その人のタイミングで、そしてその人にとって一番心地良い方法で反応をしてくれるのが一番良い方法なのでは?と思っている。

        その事については、今開催しているWSでも同じ。地元でのWSはお茶の時間を取れないので非常に残念なのだけど、実技のあとのお茶の時間が実は私が一番したいことに近い様な気もする。

        お茶の時間では、美味しい物を食べながら普通にお茶をするのだけれど、人間というのは本当に不思議なもので、同じ場所、時間を共有した人、またWSの場合、同じ痛みを共有していると、互いに助け合ったり、励まし合ったりする事で互いの距離はどんどん近づき、お茶会をする頃にはすっかり心の窓を開放的にあけて、色々な話をするようになる。

        それは私が故意的に「さぁ、今からシェアします!」なんて意気込んでいるものなどではなく、本当に自然に自分の話をしたり、身体の話をしたりで皆さんがWSを通して時間をシェアし合っていて、毎回お茶会で頂くヒントはそれはそれは大きなものである。

        そんな事に改めて気づかせてくれた今日の映画鑑賞であった。

        ダンスの公演でもWSでも、やはり私の目指している所は同じ所に続いているな。と、これからも自分に出来る事を精一杯やっていこう!!と思うのでした。

          表情を見る

          私はわりと人の表情を読み取る事が得意だ。

          きっとこの力は海外生活で培えたものだと思っている。まだ英語もろくに話せなかった頃、人の表情を読み取る事で内容をキャッチしていた部分がおおいにある。

          英語が話せる様になってからも、ポルトガルで生活した事で、また新たに未知の言語を習得する上で、やぱり人の表情から何を言っているのか探ることは癖になった。

          ポルトガル語は学校には全く通わなかったけれど、リスボンから日本に帰る前の頃にはブラジル人に間違われるくらい、仲の良かったブラジル人の友人達の影響を受け、ブラジルアクセントのポルトガル語はなかなか上達した。けれど、全然使っていないからもう出てこなくなってしまっているのはとても残念。

          日本に帰って来てからというもの、人の目を見て表情を観察しながら話すという事が当たり前になっていた私は少し変な人だったようで、何人もの人に「すごく人の目を見て話すよね。」「じっと見られて恥ずかしくなる」と言われたものだった。

          最近、官足法という療法を通して様々な方にお会いする機会があるけれど、足を見れば身体・心の状態が分かる様に、人は顔を(表情)を見る事でも沢山の事が分かってしまうな。と思う。

          いつも笑顔で穏やかな人がある言葉を聞いた時に一瞬みせた鋭い表情だったり、いつも緊張した面持ちの方がある言葉を聞いたときに見せた頬の緩み方だったり、人は意外な一瞬に意外な表情を垣間みる事があったりするけれど、実はそのふとした一瞬の方が本当の姿だったりする事があるのではないかな。と思う。

          そして、実はそんな些細な出来事で人は一瞬にして身体の血液が止まってしまったり、逆にそれをきっかけに血液を動き出す事が出来てしまうと思っている。

          それは、息子と生活している中で気づかされた大きな事の一つ。

          自分の顔は自分では見えないけれど、特に子供は親の表情をよく見ている。私が不機嫌な顔をすれば、たちまちイタズラがエスカレートして行くし、笑顔でいるとき程、息子も安定しているのだ。

          人生には色々な出来事があるし、自分に合った人も居れば合わない人もいる。

          けれど、それは当たり前の事で、どんな時でも自分がいい状態でいられる事を大切にした方が良い気がする最近。

          不思議な事に、自分の身体の状態が悪い時に繋がったご縁は続かなかったりもする。

          自分が良い状態で居れば、不思議と自分に合った人や物や事柄に出会い、そのご縁は続いて行くし、必要ない物は不思議と遠ざかって行く様になっている気がする。

          昨日の母の患者さんとのある会話から、改めてそんな事を思った。

          子育て中であったって、自分へのご褒美も必要。今の私の楽しみは、息子が寝た後に旦那さんに家にいてもらい、一人で行きつけのワインバーに行く事。そして最近覚えた一人カラオケ。

          そして、そろそろ身体を動かす為にバレエのクラスを受けに行こう!!と、今日息子の一時保育を予約した。

          人は人から沢山のヒントを頂く。昨日の母の患者さんとの会話で、彼女は私と話せて良かったと言ってくれたけれど、人と話をする事で自分の気持ちを再確認する事は多い。

          逆に、私が自分自身の気持ちを再確認させて頂いた。

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          写真は、仰向けで凄い顔で寝ているネロを必死で起こす息子。

          「ネロちゃん、怖い・・・・。ネロちゃん、起きて!!」と、ただ事ではない!と思い叩き起こした様子。

          爆睡していたネロは何事かといった表情。

          息子なりの優しさ。