現実創造? 

庭の梅の木が満開!!

最近、「現実創造」という言葉や「願望実現」という言葉を耳にする機会が多くある。

簡単に言えば、自分の考えていることが現実になる・・・という事なのだけれど、つい最近自分に起こった出来事で、「本当だ!!」と実感するような事があって、今までの自分の人生を振り返ってみたら、実は節目節目で「現実創造」をしていたのだと思うような出来事が多々出てきた。

人は自分がこうなる!と想像したり、漠然としたイメージではなく、実にクリアに具体的に想像出来ることで、未来が変わる!ということは本当にあるのかもしれない。

最近、「現実想像」や「願望実現」という言葉を本当に良く耳にしていて、先日、大好きなカフェで、これからなりたい自分や、得たいもの、欲しいもの等、ものすごーく具体的にノートに書き込んだ。これまでも何度か書き出してみたけれど、先日書き出したものはより具体的で、今やってみたいこと、今必要なもの、今必要な場所等、本当に具体的に想像していたら、楽しくてたまらなくワクワクした。

その翌日、ずっと自分の場所に必要だ!と思っていたものが手に入った。

今要らないや。と思ったものを手放したところで、ピンポイントで欲しいと思っていたものが、しかも破格な値段で手に入った。

この手放した瞬間に舞い込んできた本当に欲しかったものを通して、今までの事を色々思い出してみた。

そういえば、こういう不思議なことは今までにもあった。

一番古い順に思い出してみると、私は小学生の時、家族に「また!?!?」と言われるほどにジブリの「魔女の宅急便」が大好きで、暇があればビデオを見ていた。

高校を卒業してスイスに留学し、チューリッヒの街並みを見た時、まず「魔女の宅急便だ!」と思った。大きな時計台。その時計台見るたびに、大きな飛行船が橋のように建物と建物にかかってしまうシーンを思い出す。ずっと思い描いていた街並み。もしかしたら、小学生の時から、こんなところに住みたい!と思っていたのかな・・と思う。

そして、留学後には大変なオーディション周りが待っていた。小さなスーツケース一つ持ち、寝台列車に乗って国を移動しては朝着いてオーディションを受け、オーディションの後にはまた電車を調べ、次に行くオーディション会場へ向かう。国を跨ぐことも度々あった。その当時はスマホなんてなくて、分厚い電車の時刻表を持ち歩いて、限られた時間でできるだけ効率よく沢山のオーディションを回れるように、必死だった。

一人で移動の時間中は誰とも話せない。一人でぼーっとしていると、ついネガティブな事ばかり考えてしまう。そんな時は、真っ白な紙に自分の思いを書き出した。ネガティブな言葉は残らないように文字の上にまた文字を重ねて二度と読めないように真っ黒な線の交わりだけが残り、ポジティブになってきたら、その言葉をまた見返せるように、しっかり読めるように残した。自分で自分を励まし、こうなりたい!!!という文字はいつでも見られるようにした。

そうしていたら、きちんと自分のリミット前にContractをGetすることが出来た。

これまた遡り、中高生の時に私の中で流行った映画がある。

「愛と喝采の日々」だ。

2人のバレリーナの選択がテーマになっていると私は理解していた。一人は家庭や子供は持たず、キャリアを磨き、プリンシパルにまでなった女性。もう一人は、キャリアの途中で結婚・出産し、2人の子供がいる。でも、それぞれ年を重ね「もしあの時、違う道を選んでいたら・・・」という葛藤を抱えているという話。どちらがいい!という正解はない。けれど、私は中学生・高校生の当時からずっと、自分はキャリアではなく、家族と子供を持つという選択をしたい。と思っていた。

これもまた昔の話だが、実は私には結婚相手についてずっと想像していたことがあった。

私の母は5人兄妹で、従姉妹が沢山いた。毎年母の実家に帰ると、いつも年下の私と優しく遊んでくれる大好きな従姉妹のお姉ちゃん達がいて、お姉ちゃん達は3人兄弟で、お姉ちゃん達の下に私と年の近い弟の従兄弟がいた。時はたち、中学生か高校生の頃、別のお兄ちゃん従兄弟の結婚式のために母の実家に行った時、しばらくあっていなかった年の近い従兄弟がとーーっても優しくしてくれて、2人お姉ちゃんがいる男の子ってなんて優しいの!!と思い、結婚するならお姉さんが二人いる末っ子長男がいい。とずっと言っていた。

結婚した主人はお姉さんが2人いる末っ子長男だ。

そして子供の数も、自分が2人兄弟でもっと兄弟いたら楽しいのに・・・と思っていた所もあり、従姉妹のお姉ちゃん達にも憧れもあったので、「3人欲しい」とずっと思っていて、3人産んだ。(全員男子とは想定外笑)

結婚する前、フランスの振付家Jerome Belの作品に出演し、「もっと自分の知らない面白い舞台をフランスに観にいきたい!」と思っていたら、そこで出会った主人と結婚し一緒にフランスに行き、今まで知らなかった舞台を沢山見せてもらった。

いつか母が私のために勉強してくれた官足法の本を出したい!と思っていたことも、様々な偶然が重なって叶い、本を出版するという形で母への恩返しが出来た!

愛媛から東京に越してくる時、主人の職場に行きやすい場所で、次男にぜひ行かせたい!と思ったとても素敵な幼稚園に通える場所で物件を探した。

我が家は3Boys。住まいはかなり慎重に選ばないと自分の首を絞めることになる。

まずマンション等で、下の階に住民がいる物件は無理。(足音、ソファーからジャンプ、戦いごっこで絶対うるさい)

マンションだとしても一階、もしくは完全な一軒家でなければ無理だ。

できるだけ具体的に家の間取りを想像した。

南向きは絶対。できれば庭があって、リビングの隣にもう一部屋あると、子供達が遊ぶ部屋とリビングを繋げて広く使えて便利。出来たら一軒家。今時の家より、昭和の家が好き、駐車場付き。等々・・・。

なかなか理想にあった良い物件は見つからず、もう幼稚園の手続きや引っ越し日時のリミットが迫っていたとき、主人が今の家を見つけた。

思い描いていた通り、いやそれ以上の物件!!

南向き、リビング隣に和室、昭和の家だけどリフォームして間もない、庭・駐車場つき、近くに公園、駅まで3分、近くにスーパー(こだわりスーパーまで)!!!!!

と、なんと願ったものを超えたのでは!?というような物件に出会えた。

広い庭には今、梅の花が満開!!!!

そして、昨日またこの家に必要なものが手に入ったのだった。

振り返ってみると、自分で想像していた事が現実になっていたことは、こんなに沢山あった!

私自身の実体験だけでも、これだけある。

人間の身体や心の部分で解明されていないことって沢山あると思うけれど、人間って本当にすごい力があるのかもしれない。

「信じるものは救われる」というけれど、これは他人を信じるということではなくて、「自分自身のことを信じることが出来るものは救われる」という意味なのかもしれない・・と思った。

自分の身体は、自分の心は、沢山の現実創造を起こせる源。

身体も心も健康である事で、自分自身を信じられるようになる。

そして自分にぴったりの現実創造をすることができるのかもしれない!!!!と思うのでした。