生まれてから今まで・・・

生後3日目の三男。足揉みでおっぱい沢山よく飲みよく眠った

官足法において理想の足とは赤ちゃんのようにふわふわで、血管などは見えていなくて、タコやホクロも無いピンク色の足である。

子供は心臓から足までの距離も短い。

なので、まだ足を使って歩かない赤ちゃんは、足を地面につく事で血液を廻すというシステムで動いていないので、足を揉んであげた時の反応も実に早い。

赤ちゃん(特に新生児)って、まだ見えない何かと繋がっているような気すらする。

まだこの世に出てきてまもない赤ちゃんは、ほんの小さな変化も敏感に察知する。

きっと五感がより敏感なのだと思う。

今でも忘れられない出来事がある。初めての甥っ子が生まれた時、当時まだ独身で毎日香水をつけていた私。当時つけていたのはCHANELのアリュールだったと思う。

小さな小さな甥っ子に近づくと、甥っ子が大泣きした!!何度チャレンジしても私が近づくと泣く。

生まれたばかりで、しっかり手を洗ってから近づいたけれど、あぁ、もしかして香水が原因??・・・と思った。

香水をつけないで抱っこすると泣かないのを見れば、生まれたての甥っ子には不快だったとしか考えられない。

可愛い可愛い甥っ子に嫌われるのが嫌で、それから香水はいっさいつけなくなった。

長男とも忘れられない出来事がある。

長男は出生後、黄疸がひどく出てしまい、退院まで光治療を行った。数値は大体、一度下がってまたグンと上がる。

退院前日の朝には数値が高く上がり始めた所で、医師からは「明日には一緒に退院できない可能性が高い」と言われた。

沢山太陽を浴びること、沢山飲んで沢山おしっこを出すことが大切だと聞き、窓際に太陽に当たりながら、暇さえあれば息子をさすった。足は光治療の服と機械で見えなくなっていたので、服の上から何度も身体をさすりながら「いっぱいおしっこ出そうね!!明日一緒に帰ろうね・・・。がんばれ。」と何度も声をかけた。

翌日、退院の日の朝数値を測ると、医師も驚くくらい数値は下がり、なんと一緒に退院することが出来た。

医師からは「なにをしたんですか??信じられない下がり方だ」と驚かれたものだった。

そのくらい、新生児というのはきっと様々な感覚が、まだ見えない何かと繋がっている!?!と思うくらい敏感なのかもしれない。

人はそんな赤ちゃんの状態から、立つことを覚え、食べることを覚え、話すことを覚え・・・様々なことを習得していく。

だんだんと身長も伸び、身体の機能も整い、生活することだけでなく、整った身体でまた様々な事を習得していく。

その過程で、身体にも心にも、いろいろな場所に負担をかけ、その不調の原因ができては消え、出来ては消え・・を繰り返しながら、人間はまた強くなっていったりする。

先日、自分に起きていた不調を、現在からだんだんと幼少期へ振り返ることをしてみたら、今まで点と点だったことが一つの線に繋がった。

線に繋がったことで、自分には見えていなかった不調の原因が明らかになり、これからどんなことに気をつけて過ごしていったら良いかがより明確になった。

今の不調は、今出ている不調、今見えている不調に過ぎない。

その不調が起こった原因が必ずある。

目に見える、あるいは感じることが出来る不調が現れるまでには、意外と時間がかかるもの。

例えば、大きなストレスに見舞われた時、ストレスを感じているその時には実は症状は出ないもの。何とか頑張れてしまうのが人間というもの。

その問題が落ち着いてホッとした時に、症状が出てくる場合が多い。

そのことを踏まえても、今まで起きていた不調を振り返ることで見えてくることが沢山あるはず。

このやり方は、「ルネーション占星術」のセッションの進め方と似ている。

ルネーション占星術は、生まれた日にどんな月が浮かんでいたかで、その人の生まれ持った性質を見る。そして、その日から始まる月のサイクルと年齢とを照らし合わせ、その年齢の時にどんなことが起きやすいか、どんな外界の変化、内面の変化が起こりやすいかを見る。

今まで沢山の方のセッションをさせて頂いたけれど、当てはまらない人はいないくらい皆さん月のサイクルの通りに人生が動いていて、本当に驚く。

ルネーション占星術セッションでは、生まれ持った性質、今現在のサイクルの意味をお伝えした後、今までの人生をどんどん遡っていき、印象的な出来事があった時のサイクルがどんな時だったのかを答え合わせをしていく。すると、やはり起きている出来事には必ず原因があり、その出来事がその先の何かと繋がっていた事を再確認したり、その出来事がなければ今はなかったのだと再確認することで、「今まで自分がしてきた事に、決して間違えはなかった!!!!」と確認し、自分を肯定的に見れるようになったという方は多い。

身体と心は繋がっている。

身体の不調の前には心の不調が関係していたり、逆に心の不調の前に身体の不調がある場合もある。

今私が本当にやりたいこととは何だろう?と考えた時、自分がやりたい事はやはり、身体と心を一緒に整えるお手伝いをする事だと思う。

身体も心も、自分が今までしてきた事を全部肯定する。

そして、自分自身に「今までのことは全部意味があった!!自分、本当によく頑張ったよ!これからもきっと大丈夫!!」と思えるお手伝いをすることかなと!!!!!

やりたいことがより明確になりました。

その全貌はまた次回・・・