正直な身体

最近、胃のムカムカ感も大分無くなって来て元気に散歩が出来そうだと、祝日に近所の森に出かける。

久しぶりに緑の木々に囲まれて、美味しい空気を吸って身体も喜んでいたようす。

しかし、久しぶりに会ったお友達と話をしながら楽しいものだから、少し無理をして歩きすぎてしまったようで、せっかく良くなって来た体調が翌日また気持ち悪さをぶり返してしまった。DSCF4413

身体は本当に不思議なもんで、あぁ、ちょっとやり過ぎちゃったな・・・と思った次の日は必ずあまり調子が良くない。

これでもか!!というくらいに眠くて寝てしまう。

今までの私は、割と詰め込んでしまうタイプなので、やっぱり赤ちゃんが「ちょっとやり過ぎですよ」とストップをかけてくれているようでならない。

つわりが激しくあるわけではないけど、この気持ち悪い感が早く無くなったら良いのに・・・と日々思います。

でも、調子があまり良く無い時でも必ず「あれなら食べれるな〜」と思うものは日本食。

味覚わがままな今の私の為に、優しい旦那さんは希望のものを買って来てくれたり、作ってくれたりで本当に大きな感謝です。

しかし、この時期に日本に居られたら私の食生活大分楽なのにな〜と思う。

うどんや蕎麦、お寿司が食べたくなる時はしばしばあって、唐揚げが食べたいな〜とか、揚げ出し豆腐やホッケやアジの開きとか食べたくなったり、あとはタコわさだとか明太子ご飯とかオクラ納豆とか酢の物だとか、今の時点で思い当たる食べたいものは沢山。

日本食を手に入れるのに少し遠くまで買い物に行かなければ行けない事と、料理している間に気持ち悪くなったりするから、なかなか苦労のある食生活でございます。

6月、日本に帰ったら食べたいものが沢山。

お寿司を始め、地元佐野のさのラーメンも食べたいし、近所でも大人気の肉屋「鳥喜」の唐揚げ、そして佐野名物「イモフライ」も無性に食べたい。そして、アリランの焼き肉も・・・・。

と、日本の食べ物の事ばかり考えてしまう最近。

やっぱり日本食が世界で一番美味しいと思います。

    育む

    DSCF4411先日、初めてエコーというものを撮った。

    赤ちゃんの姿を見る事や、心臓の音まで聞く事が出来る。

    凄い機械だな〜と関心。

    約1ヶ月ぶりに見た赤ちゃんは、先月のたったの12ミリから大分大きくなり、今や7cmもあるようです。

    もうすっかり人間らしい形をしていて、頭や顔、手、足など全部確認出来る。こんなに小さくても一生懸命成長しながら生きているのだな〜と本当に感動してしまう。

    1ヶ月の間に、こんなに沢山の身体の部位が出来上がるという事は本当に神秘。そりゃそれだけの大仕事がお腹の中で行われていれば、眠いし疲れるはずだな・・と納得。

    自分もこんな風にお母さんのお腹の中で育ったのかと思うと、その私がまた自分の中に新しい命を育んで、その子がまた誰かと結婚して新しい命が産まれて・・と、そんな風に繋がりが繋がりを産んで今の自分もあるかと思うと、ご先祖様達に感謝しないといけないな〜とつくづく思うと同時に人間の生命の神秘を感じる。

    ご先祖様達の誰一人とかけていたら今の私は居ないし、旦那さんのご先祖様達の誰かが掛けていたら今の旦那さんも居ない。

    そしたら、今私の中に居てくれるこの小さな命にも出会えなかったのだな〜と思うと、次に繋げる大事な命をしっかり守らねば!と思います。

    ちいさな赤ちゃんは、時々お魚みたいに動いていて本当に可愛かった〜♪♪この調子で、すくすくと大きくなって欲しいものです。

     

     

      伝授

      DSCF3776今日もまた一人の方に血液循環法の知識、そしてセルフケアをお教えする機会があった。

      その前に、足もみのことで聞きたいことがあったので母とスカイプをすると、ちょうど聞きたかったことについて昨日発見があったとのことで、それを教えてもらった。

      身体のことは、まだ医学でも解明出来ていないことがた〜〜〜くさんあるけれど、自分たちで発見出来ることって意外と沢山ある様な気がする。

      日本に居た時、母の講座で私もストレッチや呼吸法などを教えていたけれど、それは全て今までのダンス経験から持って来た材料ばかり。身体を正しく使うことは、身体を健康に保つ術だと思う。

      幼少の頃始めたバレエの先生が、間違った基礎を教えてくれてから中学2年生でバレエ教室を変わって、「今まであなたがやっていたことはバレエではありません。今バレエを始めたと思ってください。」と先生に言われてから、全部外側の筋肉を使ってしまって酷いO脚になってしまった身体の使い方を変えていくには相当の苦労があった。けれども、間違えを知っているからこそ、間違えを正していくという作業を通して、本当は身体のどの部分を使わないといけないのか少しづつ少しづつ身体が分かって行った様な気がする。

      でも、無理があった足首には負担がかかって手術をしなければいけなくなってしまったけれど、それで官足法にも出会えた様なものだから、今ならそれはそれで良かったと思える。

      先生は、正しいやり方は教えてくれるけれど、間違ったやり方からどうしたら正しく使えるようになるかは教えくれなかった。それはきっと、先生は間違ったやり方を身につけたことは無いから分からないのだと思う。そうすると、やっぱり自分の感覚でどうしたら正しい使い方が出来るようになるのか、探していかないといけない。その作業を通して、中2の頃から私は必然的に自分の身体と向き合うという事をしなければならなかったのだな〜。でも、そのお陰で自分の身体の観察力はとても敏感になったし、何と言っても人の動きや身体の使い方を観察するのもかなり得意であります。

      一つ、今までのダンサーとしての仕事を通して勉強させて頂いた事で、とても役に立っている事がある。それは、とある仕事でやったヴォイストレーニング。舞台上で声を出さなければいけないという事で、ヴォイストレーニングを受けた。声の出し方の基礎や、複式呼吸の使い方など教えて頂いたけれど、私はなかなかこれが得意で(真似が得意なのかもしれません)先生には、「君は歌を歌ったらいい!!」と太鼓判を頂いたのでした。とにかく、毎回新しい情報を貰える事が楽しくて、だんだん声の出方が変わって行くのが楽しくて、本当に素晴らしい機会だった。

      そんなトレーニングの中で、唇をブルブル振るわせながら(ブ〜と音をだしながら)音階を変えて歌うというものがあったのだけれど、きちんとタンデンを使って口から空気を出せていないとブルブルが止まってしまうのですね。本当に不思議なのだけど、お腹の意識が無くなったとたん、ブルブルは止まってしまうのです。

      それを講座などでやってみると、中年のおばさま達はほとんど出来ない。完全に、タンデンを使う事を忘れてしまっている。そうすると、お腹が出て来てしまったりしますね。

      これは若い人でも同じで、お腹が冷えている人は大体これが出来ません。お腹が冷えていると、女の人は生理不順になったり、生理痛がひどかったりという人が多いです。

      このヴォイストレーニングで、ちゃんと声を出せる時は、踊っている時と同じようにタンデンを使っている事に気づいて、何でも同じなのだな〜と思ったのでした。

      こうして、関係ないようだけれども実は繋がっている身体のしくみ。

      こう考えると、健康の為にきちんとした身体の使い方をするダンスというものがもっともっと広がったらいいのにな〜と思ったりします。やっぱり、今はまだ血液循環法とダンスが上手く関わっていないけれど、これからどんどん自分だからこそ出来るダンスとの繋がりを見つけ、ダンスもどんどん広げられるようになったら良いな〜と改めて思うのでした。

      よし、頑張ろう。