一時保育

写真-17最近ちょこちょことバレエの教えの仕事をさせて頂いている。

これから少しづつ、またダンスを生活の中に取り入れて行けたらと思っている中で、本当の理想は息子に自分のダンスと関わる姿を見せたいという思いもあるけれど、なにせ怪獣くんなので、一時保育というものを利用してみる事に。

登録に行き、仕事がある日に合わせて慣らし保育を行った。

一日目は一時間。二日目は二時間。そして、仕事がある三日目は三時間。

一日目は一時間ず〜っと泣きっぱなしだったらしい。真っ赤な目でヒックヒックとまだ泣いていて、あまりに可哀想でつい「ごめんね」と言う。保育師さんは、「皆泣きますから。泣くってことはお母さんとの絆が深いってこと。しっかり愛情をもって育てている証だから自信を持ってください」と言って頂いて救われた。

あまりに可哀想で、二日目キャンセルしてしまおうかとも思ったけれど、せっかく息子が頑張ったのに慣れさせてあげなかったらまた同じ思いをしなければならない!と二日目は時間帯を変えて二時間預けた。どうしても泣き止まなかったら迎えに来ます。と伝えて、ドキドキしながら一時間経過。連絡は無く、お迎えの時間に・・・。また目は赤くウルウルしていたものの、初日に比べれば大分慣れたようで、最初は泣いていたけれどプラレールで遊んだり、笑顔も見せてくれたとの事。二日目にしてこれは優秀ですよ!と言われて、また安心する。

そして、本番。仕事があった日の三時間。お昼寝の時間がズレてしまった事や、環境が違ってなかなかお昼寝も出来なかったみたいで、仕事を終えて迎えに行くと遅めのお昼寝をしていた。「頑張っていましたよ!」と先生。

目が覚めたら真っ先に褒めてあげました。時々思い出してはドアの方を見たり、泣きべそをかいたりしていたようだけれど、しっかり三時間居られた様子。

本当に頑張ったな〜。頑張ってくれた息子に感謝。

この体験は、とても貴重な体験だった。数ヶ月前、ある舞台を見る為に息子を託児に預けたときは、全然大丈夫だった。この数ヶ月で、自分のお母さんが居なくなる事の寂しさ不安を感じる様になったのだろう。

今のタイミングで一時保育を利用するのは酷かと思ったけれど、もしかしたらとても良いタイミングだったのかもしれない。私自身も息子があんなに泣きじゃくる姿を見る事は今までなく、動揺しまくってしまったけれど、子供は子供なりにきちんとその時置かれた状況で順応しようとしているのだという事を知って、また息子への接し方が変わる気がする。つい、初めての子だし何でもかんでも慎重になってしまうけれど、時には少し見守る事も必要だと思った。

そして、何よりも息子があんなにも自分を必要としてくれている事が目に見えて感動してしまった。

基本的に3歳までは自分で息子を見ていたい。けれど、とても素晴らしいシステムを体験出来て、得た事沢山。

息子も私も、一つ成長させて頂いた経験でした。

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