北斗晶さんが明日、乳癌の為に乳房摘出手術を受けるというニュースを見た。
そして、ブログも拝見した。
様々な思いが手に取るように伝わって来て、涙が出てしまった。
つい最近、3cm程の甲状腺のしこりが出来て、大きな病院でエコー検査や細胞検査を受け、結果が出るまでの間に本当に色々な事を考えたあの感情を思い出しては、お辛いだろうな・・。と、落ち込んでしまう。
甲状腺のしこりを見つけてから、最悪の場合を想像して甲状腺癌の事も調べた。甲状腺癌は進行が遅く、おとなしい癌で、生存率もかなり高い・・・と見ても、子供や家族の事を考えたら不安でならなかった。
長年続けている足もみのお陰も大きいと思うけれど、幸いな事にしこりは全く無くなってしまった。病院のお医者さんは、まず自然にしこりが無くなるという事は無いでしょう。と言われていたけれど、溜まっていた汚れを、細胞検査の為に針を刺して直接抜いてしまった事が功を奏したようで、そして検査後も必死で足もみをした事もしこりを完全に無くす事に繋がったのだと思っている。
しかし、あの甲状腺のしこりが出来た事によって感じた不安や怖さは、今まで感じた事の無い大きなものであった。
数年前に大好きな大切な友人が乳癌で亡くなった。彼女もきっと、不安で怖くて仕方がなかった事だろう。
それでも、会えば笑顔で元気に話をしてくれて、本当に色々な話をした事を思い出す。
笑ったり、一緒に泣いたりしながら本当に色々な話をした。
その彼女が、病気との不安の中で、まだ独身だった私に言った「香苗ちゃん、子供は絶対に産んだ方がいいよ。」の言葉。その言い方と彼女の表情が、今でも鮮明に思い出せる。
彼女は子供を産んでいなかったけれど、何だかとても大きなメッセージの様な気がした。
未だオッパイ星人の息子にオッパイあげながら、大好きな友達の事、そして北斗さんの事を想った。
一日も早く回復なされますように・・・。
このようなニュースを聞くと、やはり沢山の方に足もみの素晴らしさを知ってもらいたいと思う。
母の近くで沢山の患者さんが良くなる姿を見て来たし、沢山の方の話を聞いて来た。
しかし、母も沢山の人を治療して行く中で、自分の体調を崩してしまう事も幾度となくあった。その中で、また自分の身体を通して、そして人の身体を通してもの凄く勉強を重ねていて、そして自分の身体のケアも怠っていない。
人の身体を触るという事は、自分のケアがしっかりできていなければ、命取りになりかねない。
私も人の足を治療していた頃、人の気をもの凄く受けてしまって体調を崩してしまった事がある。
それからというもの、人の身体を触る時にはもの凄く気をつける様になった。
人の身体というのは、本当に良く出来ている。身体は正直。身体は全部しっている。
毎日違う私達の身体。そして様々な事から影響を受ける私達の身体。
毎日、しっかりケアしながら、自分の身体を知る事をしただけで、変わる事は沢山あると思う。
自分で自分の身体を守る事、もっともっと広めて行きたい。
そして、不安な思い、怖い思い、悲しい思いをする人が一人でも少なくなったら・・・と心から思う。
大好きな友達と一緒に行った水族館。いつも思い出すのは彼女の笑顔。