修了証NO.1&NO.2

IMG_2697今年の10月は大変充実したものに・・・・。

ダンス保育園から始まり、官足法認定講師となり、カーサ・ダ・ムジカ〜ワークショップ・リーダー育成プログラムも終了し、修了証を頂く事ができた。そして、数日後にはやっとはっきりした自分のやりたい事を始める。

官足法の認定講師講座では素晴らしい仲間に出会い、一緒に勉強した仲間というものはまた特別なものだな・・・と懇親会の楽しさが未だに思い出されては笑顔になる。

これからも、官足法の素晴らしさをしっかり伝えられる講師になれるよう、精進致します。

カーサ・ダ・ムジカの育成プログラムは、7月から始まり、7月以降はあまり参加する事は出来なかったけれど、WSを創り上げるという事を身近に感じさせて頂いて、何と言っても私に踊る事への楽しさを思い出させてくれた本当に大きな機会となった。

子供とのWSを勉強できる良い機会だと思って、きっと自分のダンスの活動にもよいヒントを得られる事が出来るだろう。と受講を決めたけれど、ここ数年間で自分のダンス活動への一番の大きな転機となった出来事といっても過言ではないほどに、大きなものを得る事が出来た。

ポルトガルから日本に帰って来て早8年。

ポルトガル・ポルトで踊った公演の後、様々な街の方が公演の感想を私に伝えてくれた事で、街の沢山の方達が週末にダンス公演を見に来ていて、こんなにもダンスが身近にあるのだという事に気づかされ、感激したと共に日本でもこんな風に週末ちょっとダンスを観に行く・・・という様な環境を創りたい。という想いで日本に帰って来た。

しかし、沢山の希望をもって日本に帰って来たものの、現実は厳しいもので、どう活動していったら良いものか手探りで、手探りをしながらも日本とヨーロッパの生活の違い、ダンス活動のやり方の違い、自分を表現するという事のやり方の違いなどなど、様々な事が重くのしかかり、いつしかダンスから遠ざかろうとしている自分がいた。

そんな腐りかかっていた私に、新しい光をくれたのがJerome Bel振付けの「The Show Must GO On」の日本版キャストとして出演した事だった。

観客と演者との壁を取り払った様なJerome Belの作品に、もう一度本当に自分のしたかった事を再確認したのだった。

そこで出会った旦那さんと共にフランスへ行き、様々な作品を見られた事はとても良い機会でもあったけれど、まだ自分がどんな方法でダンスをして行きたいのか、定まらなかった。

そして息子を授かり、息子を出産してからは子育てをする事でダンスへの大きな大きなヒントを貰える様な気がして、3歳までは息子の傍にいようと決めた。

息子が1歳の頃、初めてCasa da MusicaのWSが東京文化会館との連携でWSが行われている事を知り,WS参加は叶わなかったけれど、第二の故郷とも言えるポルトガルのCasa da Musicaの活動を東京で味わう事が出来るという事が分かって、本当に嬉しかった。

そして今年初めてワークショップリーダー育成プログラムというものがある事を知り、来年からは息子も幼稚園だし、まとまって自分の勉強の日を取る事が出来るだろうか・・・と思い、今年どうしても参加したいと家族に相談し、家族の協力のもとプログラムに参加する事が出来た。

プログラムに参加して、音楽のWSというより、私にとってはダンスのWSだと感じるほどに身体も使うWSに、音楽の可能性、ダンスの可能性を感じワクワクしたものだった。

何より皆さんの演奏で踊らせて頂いた事、そしてその踊りを「感動した」と言ってくれた皆様から大きな大きなエネルギーを頂いて、私の中のダンススイッチがまたONになった!!

人の縁とは本当に不思議なものだけれど、その時私を踊らせてくれた方は、私が日本に帰って来るきっかけになったポルとでの公演の振付けをした振付家とも一緒に仕事をした事がある方で、あの時ポルトで行った公演と今が線で結ばれたようで嬉しかった。

7月のプログラムが終ってから、自分のやりたい事がどんどんハッキリして来て、日本に帰って来たきっかけ、そして自分が本当にしたい事がどんどん頭に浮かび、「表現の部屋」というタイトルで、定期的に参加型パフォーマンスをはじめよう!と決めた。

初めての事は、どうなるか分からないけれど、始めからうまくいくことなんて無い。

でも、続ける事が大切なんだ!!!と思っている。

官足法認定講師の講座でも、こんなお話をされていた。

官足法の設立者である官有謀先生が「足の汚れが万病の原因だった」という本が出版され、沢山の何百もの読者カードが届いたらしい。

そこで大きな会場を借りて講演会を企画した所、なんと最初の参加者はたったの6人だったとか。

けれど人が人を呼び、その後本当に沢山の方々が官足法の講演会に足を運ばれ、今に至るまで本当に多くの方が官足法の講演、講座に参加なさっている。

続ける事が大切だという事は、Casa da Musicaの講師の方からも言われた言葉。

続ける事で見えてくる事が沢山あると!!

第一回開催、不安や緊張で一杯ですが、「表現の部屋」必ず続けて行きます。

そして、改めて私はポルトガルという国に縁があるのだと思う。

沢山の事を与えてくれたポルトガル。

前世でポルトガルにでもいたのだろうか・・・。

本当に沢山の事を与えて頂いているポルトガル。

Obrigada, Portugal!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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