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IMG_7687先日、著書「病気のサインは足裏で読む」を創るに辺り、多大なご協力を頂いた幻冬舎の編集者さん、イラストレーターさん、ライターさん達と少し遅れたランチ打ち上げがあった。

新宿の高いビルから東京の町並を見下ろしながらの、1つの物を一緒に創りあげた方達との時間は本当に素敵なもので、それぞれのプロフェッショナルの方達のお話は本当に刺激的であり、感動的であり、感じることが沢山の素晴らしい時間となった。

先日、推薦文を頂いた森三中の大島美幸さんからもご丁寧にお手紙を頂戴し、「病気のサインは足裏で読む」を何度も読んで下さっている事、身体の調子が悪い方に本を渡して下さっている事、そしてこれから困った方がいたら、私の本を渡して行こうと思うと言って頂いて、本当に沢山の方達の協力のもと出来上がった一冊が、こんな風に思って頂けているのだと思うと、その事が本当に本当に嬉しくて、このお手紙は一生の宝物にしようと思った。

様々な話の中で、自分を振り返る事がまたたくさんあったけれど、とても嬉しかった事があった。

「何歳くらいからバレエをやっているのですか?」の質問から始まった話。

私がバレエを始めたのは小学2年生で、そこで習っていたバレエは基本もなにもぐちゃぐちゃで、中学2年生の時にもっとバレエを真剣にやりたいとバレエ教室を移った時に、「今までやっていたのはバレエではありません。今、バレエを始めたと思って下さい」と先生に言われ、必死で身体を痛めながら走り続けて来たという話から、それがあったから怪我から官足法に出会える事になった事、そしてその後オーディション周りをしていたころの話になった。

オーディションに何度も何度も落ち続け、落ちては次のオーディション先へ、また落ちては次へ・・・と1人で移動している間に、本当に心が折れそうになってしまう瞬間が沢山あったけれど、そんな話し相手もいない1人移動中、必ず行っていた紙にボールペンで不安な気持ちを書き続けた経験をお話しした。

不安な気持ちを書いていても、書いているうちに段々とポジティブな言葉を書く様になっていくその作業は、自分にとっての精神安定剤になっていたような気がする。

どうしてもポジティブな言葉が出て来そうにない時には、書いた言葉の上に言葉を重ね、文章を書くというよりも紙にペンで気持ちを吐き出し,吐き出し終わった頃には紙が真っ黒のぐちゃぐちゃになっているという事もあった。

その頃の経験は、その後も自分で自分の気持ちが折れないように自分を守る術として残った。

それから、自分の気持ちを纏める時には、必ず手書きで気持ちを纏めてから書く様になり、文章を書くということが本当に好きになった。

文章には凄い力があると思う。自分の心を動かす力も、人の心を動かす力も・・・。

そんな話を皆さんにしていたら、私が最初に様々な方の体験談を書いて幻冬舎の編集者さんに読んで頂いた文章を見て、私の書いた文章が本を一度も書いた事が無い方なのに、どうして上手く纏められているのだろうと思ったのだとライターの方から言っていただいた。

文章を書く事のプロフェッショナルの方に言われたその言葉は、本当に本当に嬉しくて、その時自分の精神安定剤になっていた物が、こうして一冊の本を作るという夢に繋がっていたのだな・・・と思うと、やはり人生に無駄な事など何も無いのだと心から思った。

そして、お話を聞けばどんな世界でも、やはりその道をきわめて居る方達から学ぶ事は本当に本当に沢山ある。

そんな素敵な時間から、自分の中に大切な何かがポッと戻って来た。

近々、自分の本当にやりたい事企画したい!と思っていた矢先、自分のやりたかったような事をやって欲しいと会場を探してくれている方がいらっしゃった。

詳細決まりましたらまたお知らせします。

これからは、自分にしか出来ない事、皆さんのお力をお借りしながら、どんどん発信して行こうと思います!!!!!!!

自分の本当に大切な物を大切にしながら・・・・。

 

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