「女性自身」に紹介して頂きました。

IMG_76474月10日(火)発売の週刊誌「女性自身」で、3ページにわたって著書「病気のサインは足裏で読む」についてご紹介頂きました。

「病気のサインは足裏で読む」が出版されて間もなく、女性自身の記者の方からご連絡頂き取材を受ける事になり、取材中にもグリグリ棒で記者さんの足もグリグリさせて頂きながら取材を受けさせて頂きました。

この企画にあたり会議があるらしいのですが、その会議にお2人の方が私の本はどうかと提案して頂いたそうです。

本当に有り難いお話で、嬉しくてお礼をお伝えしました。

この記事を機に、また1人でも多くの方が自分の身体に目を向け、自分で自分の身体を守る術を知って頂けたらと思います。

そして先日、官足法友の会開催の集中セミナーに母と一緒にお邪魔して来ました。

息子の用事もあり、とても短い時間での参加でしたが、沢山の方が一生懸命官足法の勉強をしていることに嬉しく感動しました。

少し本の話もさせて頂きましたが、持って行った本は全て完売し足りなくなってしまうという事態。

私と母とでサインを求められるという、とても嬉しい出来事もありました。

中には、本を読んで涙が出てしまった所があると感想を伝えて下さった方、自分がすすめた訳ではないのに、同僚の間でどんどん広がって周りで皆本買っています!と伝えて下さった方、遠方より購入して頂いた本を持って来て頂いて、本にサインをさせて頂いた方・・・

沢山の方に本を読んで頂き、良い本だったと言って頂き、本当に嬉しかったです。

セミナーの中でペアを組ませて頂いた年上の方からは「あなたの目、綺麗ね〜。きっと何か使命をもっているのね」と言われ、嬉しさのあまり「アワビの肝を食べたからですかね」と息子を妊娠中に伊勢でおばちゃんに言われた言葉を返し、照れ隠ししました。

息子と過ごす時間の中で、また息子のお友達達と過ごす時間の中で、私が一番感動する部分は彼らの「目」である事が多いけれど、純粋無垢な子供の目には本当に感動させられます。

真剣な目、嬉しそうな目、悲しそうな目、怒っている目・・・・

あんなに澄んだ綺麗な目には、言葉は要らず、心から動かされるものがあります。

「目は口程に物をいう」と言うけれど、目だけは嘘をつく事が出来ない部分だと思います。

出来るだけ汚れずに、綺麗な目を持っていたいものです。

現在発売中の「女性自身」、是非覗いてみて下さい。

これからも日々精進致します。

 

 

 

 

 

    3.11から7年

    CIMG67457年前の3月11日、私は栃木の実家で足揉みのお客さんと母と、まだ子犬だった愛犬を囲んで談笑していた。

    突然の揺れで、お客さんが「大きな窓を開けておいた方がいい!」と言ってあわてて大きな両開きの窓を開けた事は鮮明に覚えている。

    その後、私の住んでいた地域は停電。水はかろうじて止まっていなかったけれど、兄の住んでいた地域では水も断水してしまい、実家であるうちに避難して来た。

    幸い実家はリフォームをしたてで薪ストーブを入れたばかり。皆で薪ストーブで暖を取りつつ、ロウソクや懐中電灯で手元を照らしながらラジオを聞いて過ごした。

    余震が来る度に怖かったし、ラジオではただ事ではない様子が伝わって来て、でも声だけでその様子を想像する事はとても難しく、翌朝電気が開通してから見たテレビの光景はあまりにショッキングで、何て事が起きたのだ・・・と唖然とした。

    被災地の方達は、私が経験した怖さや不安など比べ物にならない程の不安や恐怖、そして悲しみを経験なされたであろう。

    昨日当たり前にあったものが、昨日当たり前にあっていた人が目の前からいなくなってしまう恐怖は計り知れない。

    この7年間で、どれほどの復興がなされたかというと、住まう場所だけの問題でなく、心の問題など含めたらまだまだやらなければいけない事があるだろう。

    東日本大震災が起きてしばらくして、母の元に私が製作した資料を送って欲しいという連絡があった。

    母が足揉みを通して知り合った方で、福島県浪江町に移住なさって間もなく被災された方が浪江町から山の方へ避難なさっていて、避難されている方達は海が恋しかったり、慣れない生活で疲れているから、皆で足揉みをする為に資料が欲しいとの事だった。

    それはとても良い事だと思い、直ぐに資料をお送りした。

    海や山の自然は、それだけで物凄いパワーを持っている。

    人はそのパワーに癒されたり、時にその力に太刀打ちできない事もある。

    私は、数年前ポルトガルのダンスカンパニーで踊っていたけれど、ポルトガルで過ごしたリスボンの街の目の前には大きなテージョ川があり、その先には海が続いていて、心や身体が疲れると、海沿いを走る電車に乗って必ず海を見に行ったものだった。

    私は海のない栃木県で育ったけれど、リスボンでの4年という歳月は私にとってご褒美の時間のようだった。

    それからというもの、日本に帰って来ても時々無償に海が見たくなり、海を見に行くという事は続けている。

    たった4年、海まで直ぐに行けるという生活をしていた私でさえそうなったのだから、ずっと海の傍で暮らしていた人達にとって、避難生活というものはきっととても苦しかっただろうと思う。

    浪江町から避難された皆さんが、一緒に足を揉んでいると笑顔になるというお話を聞いて、身体のケア、心のケアをしていく事もとても大事な復興活動だと思った。

    足揉みの事も、説明をするにもなかなか難しい所があったけれど、本が出来た今、この本をまた身体、心のケアが必要な所に届けられたら・・・と改めて思った。

    3月11日、新聞を読む前に7年前の様々な事を思い返してからページをめくった瞬間にでた自分の本の広告。

    このタイミングで、この広告を出して頂けた事も何かのタイミング。

    改めて、自分がこれからどう生きて行くか、考えるきっかけとなった3月11日でした。

    とにかく、今いただけている1日1日を精一杯過ごすしかない!!!

    CIMG6731

    夕日の写真は、ポルトガル時代何度行ったかわからないくらい行ったCascaisの海。

    そして海の写真は、ヨーロッパ最西端の岬「ロカ岬」。

    ここへ行くと、海は繋がっている。日本にも繋がっているんだ!と元気になれたものだった・・・。

      「病気のサインは足裏で読む」

      病気のサインは足裏で読む

      いよいよ、沢山の人のご協力のもとに出来上がった1冊の本が全国書店に並ぶ日も近づいて参りました。

      配信OKがでましたのでこちらに載せさせて頂きます。

      老若男女、様々な症状が足揉みによって回復なされた方達の体験談を通して、足を揉む事、血液の循環を良くするという事、自分で自分の身体を守るという事はどういうことなのか・・

      そして身体の仕組みや身体と心の関係など、官足法の事だけではなく、人の身体と心を改めてみなおす機会になる様な内容にしあがりました。

      とても読み応えのある内容になっています。

      自分の為、家族の為、大切な人の為に、是非この一冊が身体を見直すきっかけとなって頂けたら幸いです。

      本の帯には、妊活中に私がお手紙で官足法の事を書かせて頂き、母の元に施術にいらっしゃった森三中の大島美幸さんからも推薦文を頂きました。

      反射区図を見やすくする様な本の型にして頂いていたり、基本の足の揉み方が動画で見れる様にQRコードもついています。(私が自分の足を揉んでいる動画です)

      本当に沢山の方達のご協力のもと、私の「こうしたい!」を現実のものにして頂きました。

      自分の伝えたい事をこんなに全て叶えて頂いて、ただただ感謝の気持ちしかありません。

      私自身がこの官足法に助けられた様に、この本で身体の不調を改善できる方が1人でも多く増えます様に・・・・

      そして、娘の為に・・・と官足法を勉強してくれた母は、この素晴らしい方法が1人でも多くの方に伝わって欲しいといつも口にしていました。

      この本で、少し母への恩返しが出来たら嬉しいです。

      そして、母が私にしてくれた様に、大切な誰かの為に・・・の想いがどんどん循環していってくれる事を願っています。

      3月6日発売です。

      全国書店に並ぶのは3月8日頃かと思います。

      どうぞ宜しくお願い致します。

       

      「病気のサインは足裏で読む」

      著者:前澤香苗 発行:幻冬舎

       

        一年の集大成

        IMG_7037先日、息子の通う幼稚園で「ひなまつり会」という生活発表会があった。

        年少さんはお雛様に変身し、歌と合奏を。年中さん・年長さんは劇を披露する。

        今通う幼稚園の説明会に行った時、幼稚園の理念に強く惹かれて「ここに行かせたい!」と思ったけれど、一年の集大成を見て、この幼稚園とご縁があった事をまた嬉しく思った。

        子供達の一生懸命な姿には本当に感動し、涙を抑えるのが大変だったけれど、この1年での成長ぶりは本当に大きなもので、幼稚園での生活が充実したものだったのだな・・と思うとまた感慨深かった。

        1年の中で、今回のひなまつり会を含めると3回大きなイベントがあった。

        運動会のダンスは練習では一度も踊らなかったという息子。「本番にはやるの」という言葉通り、本番にはしっかりと踊っていた。

        クリスマス会の演劇では、やはり練習ではやらなかった息子。担任の先生も「えいちゃんは本番にはやると思うので!」と言われてから、少しづつ練習も参加する様になったと先生から聞き、本番は小さい声ではあったけれど、しっかりライオンさんを演じていた。

        今回のクリスマス会では、家で歌を歌ってくれたり、練習の様子を聞かせてくれて、先生からは「歌の中の振付けでえいちゃんがかんがえてくれた動きがあります」と伝えて下さって、あぁ、しっかり練習も参加しているのだな。と嬉しくなった。

        本番はニコニコ笑顔で、大きな声で歌を歌い、大きな身振りで動きをつけ、しっかりと演奏している姿に感動しっぱなしだった。

        一年間の成長は、本当にめざましい。

        今日、幼稚園から頂いたお手紙の中に、とても素敵な文章があった。

        『自信=自分を信じる力は、お父さんやお母さん、先生や友達など周囲の人が信じてくれることで持つ事ができるものだと思います。それは、何でもうまく、失敗なく出来ることではなく、失敗しても、間違っても、またやり直して乗り越えていこうとする力だと思っています。

        1つの舞台で、最高の力が発揮できる時も、十分な力が出せないでいるときも、ハプニングが起きた時も、クラスの友だちと先生が共にその時できる事をして支え合いやり遂げていくことで、「きっと、できる」と信じる事。それが何より大事な保育者からのメッセージです。

        一回一回の取り組みを追ってみると、昨日より今日、朝よりも午後というように、毎回確実に上達変化があるのです。自分の判断で最初の一言を言い出す勇気が持てたとき、飛躍があり自信が高まります。

        あのような大舞台で、すっかり台詞を忘れてしまう瞬間もあるでしょう。緊張で頭が真っ白になってしまった時、友達がぎゅっと手を握ってくれたり、ぽんぽんと肩を叩いて合図をしてくれたりして支え合う姿、待つ姿に子供達の温かい心が伝わって来ました。

        この「ひなまつり会」で、また当日に向かう日々の活動の中で、「自分を信じること」「友達を信じること」が体験できるよう、心がけてきました。』

        息子は幼稚園に行き始めてから、失敗する事を恐れている様な所があった。

        「本当はやりたいけど、やれなかった。」と聞くと、「やってみてごらん。やってみて、どうしても嫌だったらやらなくていいから。やってみないと分からないでしょ?」といつも言っていたな。と思い出す。

        このお手紙を読んで、今まではやりたくてもなかなか行動できなかった息子が、きっと自分の判断で勇気をもって「こんな動きはどぉ?」と発言したのかな!?!?と思うと、その成長に泣ける。

        そして、それだけ先生の事、クラスのお友達が信じる事のできる存在になっていて、自分の事も信じられる「自信」がついたのかな!と思った。

        1つの事を一緒に成し遂げると、その絆はぐっと強くなる。

        そして、そんな事を通してヨーロッパでのダンサー生活の事をふと思い出す。

        公演の幕が開く前に円陣を組み、皆それぞれの足を踏み合って「Break your leg!! Toi Toi Toi」とおまじないを唱える瞬間にはいつも胸が熱くなったものだった。

        何度舞台に立っても、あの幕が開く前の気持ちを1つにする瞬間と、幕が閉じた後の互いに敬意をはらう瞬間が大好きだった。

        息子の成長を通して、忘れかけていたあの素晴らしい瞬間を思い出させてもらった。

        子供から気付かせてもらう事は本当に沢山。

        ありがとう。

        CIMG6519

          炎上

          IMG_6906今、のぶみさんの「あたし、お母さんだから」という歌の歌詞に批判が集まっているらしい。

          ある雑誌で、のぶみさんの書いた「神様」についての短い漫画がとても腑に落ちる様な表現で好きだったけれど、その後子供の絵本を書いていると知り、図書館で絵本を読んでみたけれど、私個人的には息子に読みたいとは思わなかったので、自分で留めておいた事はまだ新しい記憶。

          歌の歌詞を見て共感する部分も勿論あったけれど、なかなかモヤモヤが残った。

          そんな中、米米CLUBの石井竜也さんのコメントにとても共感した。

          「母親っていう存在と女性っていう存在は違うんですよ。女を歌うんだったらことごとく女を歌ってあげればいい、母親を歌うんだったらことごとく母親を大事に歌う。その中間にいるからこれだけ責められるんですよ。それを一緒にしちゃだめなんですよ。だから、これはプロの歌詞じゃない」

          「公に出す人間ていうのは気を付けて書かないと。色んな立場の人が聞くから」

          同じような例として石井さんは、自身がクリスマスソングを作詞する時のことを例に上げ、

          「お父さんとお母さんと楽しいクリスマス、そんな子どもばっかりじゃないでしょう? お父さんがいない子もいるかもしれない、お父さんとお母さんどっちもいない子もいるかもしれない、クリスマスさえやってもらえない子もいるかもしれない。その時にクリスマスソングに『パパ』と『ママ』って入れてしまうと、クリスマスソングが平等なものじゃなくなっちゃう」

          歌にはパパやママ、プレゼントといった家族をイメージさせる言葉を入れず、「サンタクロースと君の話だよってする」といったのだそう。

          そのくらい、公に出す人間というのは気をつけないといけないと。

          自分が経験した事で、石井竜也さんの言っている事には大きく頷けた。

          本の出版が決まる前、連載をもっていたWebマガジンで記事が炎上しかけた。

          私はただ、母の官足法の施術を受けていた方に起こった事実を記しただけだったけれど、その記事を見た医療関係者やネット記者から色々な事を言われてしまった。

          そのWebマガジンは連載記事であったけれど、毎回Yahooニュースにも載せられていたもので、中にはその回しか読んでいない方もいた。

          2000文字という限られた文字数で全てを書く事は難しく、更には連載であった為に、前の記事を読んでいる前提で書いた2000字では、自分が全く意図していない受け取り方をされ、その事は大変ショッキングで、自分の書いたものを公に出すという事に怖さを覚えた。

          炎上しかけた時には、こんな風に勘違いされるくらいなら、もう公になんてしたくないし、官足法を広める前に自分が傷ついてしまう・・・と思った。

          炎上しかけ、Webマガジンの連載は即中止となり、紙媒体にしましょう!と本の出版が決まった。

          1冊の本にまとめられるのであれば、自分の伝えたい事をしっかり伝えられるかもしれない!!!と、未だに怖さはあるけれど、頂いたこのチャンスにかけてみる事にした。

          本当に、自分の作ったものを公に出すという事には責任があると思う。

          それはダンス作品であっても、文章であっても、歌詞やアート作品であっても同じ事だと思うけれど、私は今回の自分のWebマガジンでの騒動で、自分が表現したい事だけを表現するという事と、その作品を発表したその先の事まで責任を持つという事をまた考える機会となった。

          今回本を作るにあたって、Webマガジンでの経験はとても役に立った。

          なぜなら、〇〇という言い方をしたら、△△と思う人もいるかもしれないから、もう一文付け加えておこう。と考える様になった。

          どんなに小さな事でも、まず、自分の意図していない事を想像する人が居るかもしれない・・・と思う様になった。

          石井竜也さんの言っている「プロ」とは、そういう様々な人が聞くという事まで考えられる人なのだと思った。

          だからこそ、そういう「プロの言葉」には感動してしまうのだと思った。

          人には色々な感じ方がある。

          十人十色あっていい。

          けれど、やはりそれを「公にする」場合、気をつけないといけないのだと思う。

          そして、もう1つ少し気になる事。

          私自身、「おかあさんだから・・・」と我慢していた事も確かにあったけれど、本当にストレス溜まってイッパイイッパイになった時、旦那さんから「飲みにでも行って来たら?」と言われて、息子寝てるけど、夜起きる事もあるかもしれなかったけど、意を決して1人飲みに行ったら本当にスッキリして、逃げ場が出来て、今ではその1人飲みに行けるお店がある事は大きな大きな救いとなっている。

          時には息子が寝てる間に、旦那さんが家にいてくれれば1人カラオケにだって行く。

          そうして、自分はお母さんだから・・・と考えるより、「私だって人間だし。息抜きも必要」と自分に少し優しくなる様になった。

          そうしたら、育児も自分の時間もより楽しめる様になったし、息子がなかなか言う事を聞いてくれなかったりする時にも「この子も人間だし、そりゃ嫌な時もあるよな」と思える様にもなった。

          お母さんだって、楽しまなくっちゃ♪

          人生一回しか無い。

          一生懸命お母さんして、一生懸命自分も楽しんで、皆が笑っていられるのが一番良いじゃないか。

          と、お母さんだって楽しんでいいじゃないか!!!!ともの申したくなった。

           

          その楽しみが子供と過ごす時間の人だっている。時々の1人飲みだったり、一人カラオケだったり、踊る事だったり、お仕事だったりする人も居る。

          そのやり方はそれぞれあっても、皆それぞれ一生懸命がんばっているのだから!

          と、のぶみさん騒動で色々な事を考える機会となった。