最近、ある心配ごとで夜中に突然目を覚まし、インターネットで色々調べて眠れない夜を過ごした日があった。
突然気になり始めたある事は、なぜそんなに突然心配になったのか分からないけれど、今やっておくべき事なのだろう!!と思い、思い切って行動する事に決めた。
すると、その翌日の夜に突然の吐き気。一夜に3度も・・・という今まで経験した事の無い事が。
そして、その翌日全く動けず。幸い、旦那さんもお仕事がお休みで家にいてくれたので少し手伝ってもらい、息子は珍しく午前中にお昼寝をしたのでゆっくり眠って休む事が出来た。
そして、今日は大分体調が良くなったと思って息子を児童館へ遊びに連れて行く事に。
すると、朝から左の耳がおかしい。左の耳から空気が漏れている様な、左からは自分の声が響いて大きく聞こえて来る様な、とても不快な変な感覚。耳を抑えていないと気持ちが悪く、上手く話が出来ない感じ。
なんとか児童館で遊ばせ、息子のお昼寝中にgoogle検索。どうやら耳管開放症というらしい。
応急処置の方法をみると、頭を下げる。横になって休む。暖かいお風呂に入る。など、血行を良くする事が症状を抑えるのだとか。
血行ならば、得意中の得意じゃないか!とグリグリ棒を持って下向いたら、あれ?治った。
でもまたしばらくすると元に戻ってしまうので、とりあえず徹底的に足を揉み、その後三点倒立。
完全に治りました。
恐らく、この一連の体調不良は突然襲って来た心配事。
心配事があるだけで、人の身体はもの凄い影響を受けるものだな。と改めて思う。
私は割と敏感な方で、あまり得意でない人が作った料理を食したらお腹を壊してしまったり、あまり得意ではない場所に行くととたんに手が浮腫んでしまったりする事がある。
人間は本当に心と身体が繋がっているから、自分の心に正直に、自分の身体に正直に過ごす事というのは難しけれど大切な事だよな。と自分の身体にまた教えてもらった。
以前、息子がまだ小さな時に絶対に気をつけなければ!と思った事がある。それは、子供はもの凄く敏感に親の事を見ているのだという事に気づかされた時。
私と旦那さんが大きな口論をした時、息子は自分の身体を掻きむしり、身体が傷だらけになった。元々肌は弱くてアトピーだと言われていたけれど、その掻き方は明らかにいつもの掻き方とは違った。
あぁ、私達がこの子を傷つけてしまったようなものだな。と深く反省した。
ストレスというものは、きっと人間にとって大きな大きな負担。ストレスが無い人生なんてあり得ないし、時には必要なストレスもあるかもしれないけれど、自分の心や身体を守る術を持っていたいものだとつくづく思う。
そして、やっぱりストレスがあるとき程、自分の身体を放ったらかしにしてしまうものだな・・・とまた痛感。
そんな今夜、テレビで「魔女の宅急便」を放送していた。
「魔女の宅急便」は、私が今まで最も沢山見返した映画!!暇があれば見ていた大好きな作品。(特に小学生の頃)
そして、なぜか涙が出てくる。
キキの住んだ町は、ヨーロッパの色々な場所に似ている風景だけれど、大きな時計台はスイスに留学で住んだチューリッヒの街をはじめてみた時「魔女の宅急便」みたい!!と思ったし、リスボンの丘や海がある風景もあの街にどこか似ている。そして、ポルトの時計台に続くトラムが走る坂道もあの風景にそっくり。
今では特にポルトガルでの思い出が蘇ってくるけれど、誰一人知らない街に住み、落ち込む事も沢山あったけれど少しずつお友達も出来て、街の事も知って、日本に帰る前には全く知らない街の人が自分の踊りを好きだと言ってくれた事が思い出されて、なんだか涙が出た。
大変だったけど、私はリスボンやポルトのあの街にとても助けられたな。とつくづく思う。
嫌な事があれば一人で電車で海に行った。仕事で疲れていても、ストレスがあっても、あの綺麗な町並みに癒された。
もし、あの場所でなかったら大きな病気になっていたかもしれない。(過去にストレスから潰瘍性大腸炎も経験済)
本当に素敵な場所にご縁があって幸せであった。
なんだか、大切な事を思い出させてくれた久しぶりの「魔女の宅急便」。