身体も、柔らかく産まれて足から段々固くなってきて、最後には固まってこの世を去る。
頭の中も、柔らかく産まれ、段々と固くなってしまうのだと思う。
先日、道路に落書きが出来るというイベントに参加した。
息子は自分で書くよりも、完成したものを見たがる。チョウクで道路に落書き出来るという絶好のチャンスにも関わらず、絵が上手なじぃじの書く絵をじっと見て完成を待つ。
私や旦那さんやばぁばも書いているのに、息子は自分の好きな青色のチョークを持ってはいるものの、全く書こうとしない。
でも、それでも全然良いのだ。彼は書いているのを見るのが好きで、そこから確実に何かを感じている。
「ゴードンが消えちゃうよ・・・」となかなかゴードンの傍から離れなかったし、家路についてもずっと「ゴードン消えてない?」と何度も何度も聞いて来て、道に書いたゴードンへの愛はそれはそれは大きなものとなった。
数日たった今でも、道路に描いたゴードンの事を口ずさむ。
彼の持つ感性を、上手く伸ばしてあげられる様に私も柔らかくいなければな・・・と思った。
先日、地元でのセルフボディケアWSがあった。
本当に人の身体というのは良く出来ていて、続けて参加なさっている方の良くなり方ははっきりと目に見える形になって現れている。
自分の身体、そして心を柔らかく在る為には、やはり血の巡りを良くさせ、廻っていなければいけなものをしっかり巡らせる事が大切だと感じる。
WS後のお茶会の中でもこんな話が出たけれど、自分が良い状態の時には必ず良いものが自分の周りに集まって来る。
でも逆に、自分の状態があまり良くない時というのは、ことごとく物事が上手く運ばなかったり、人とモメてしまったりしてしまうものだから不思議。
そんな波にも、「あぁ、今自分良い状態だな」とか、「あぁ、今調子悪いんだな」と感じ、柔らかく自分の身を置ける事って大切な気がする。
私は、調子が悪いと感じると、出来るだけ声を出す様にしている。
最近は息子が寝た後の1人カラオケ、そして1人で大好きなワインを飲みにいく事で、頭も心も少し柔らかくなれる。
頑張るだけが良い訳ではない。
自分が柔らかく居られる術を持つ事は、とても大切な事な気がしてならない。
セルフボディケアWS@アトリエハコ
2016年11月17日(木)am10:30~13:00
11月20日(日)am10:30~13:00