ここ最近、バタバタしていた。
ヨーロッパで踊っていた時、来年の今頃はどこにいるのかな・・・?と、一年後の自分がどこでどうしているのか想像出来ない事は多かった。
私はフリーランスとして踊っていたから、仕事の合間にオーディションを受けて次の仕事をGetして・・・というような仕事のスタイルだったけれど、先が読めない生活はなかなかスリリングなものであった。
ここ数週間の間に似た様な出来事があり、私1人であれば何て事ないのだけれど、息子の事も考えると色々と不安になり精神的にかなりのストレスがかかっていたようであった。
ある決め手の出来事があって、家族の身の振り方を決めて、やっと精神的に落ち着いた所で、やはりストレスは後になってから身体に出てくるもの。
実家に数日帰り、東京に帰るという朝、今まで感じた事のない様な右腹部に痛みが!!
押しても痛い。何もしてなくても痛い。何かがおかしい。
母に足を出しなさいと言われて足を押してもらった。
すると、どうやら全く腸が動かなくなっていたようで、揉んでもらって間もなく「ぎゅるるるるる〜〜〜〜〜〜」と腸が動きだし、あっという間に右腹部の痛みがなくなった。
そして、腸に溜まったいらないものを沢山排出。
その後、母もお腹を下したらしく「あなた、相当腸が動かなくなっていたよ。」と自分の身体が受けていたダメージを思い知る。
人の身体というのは本当に正直。自分がどんな状態であったか、意外とその最中には気付かないもの。
不安な要素が無くなった時、心身ともにリラックス出来る様になった時はじめて、身体がその時の状態を示してくれるような気がする。
その時に身体をどうメンテナンスするかで、その後身体が受けたストレスが溜まったまま身体から動けなくなってしまうという事があるのではないかな・・・と思う。
そうしてそれが、癌などという形になってしまう事もあるのではないかと思う。
今回の自分の体験で、やはり人を蝕んでいるのは「ストレス」な気がした。
ストレスを無くす事は不可能だけれど、ストレスを感じた身体をその都度手入れしてあげる術を知っているだけで、病気になる人はとても減る様な気がする。
手入れの方法は色々。
足を揉むのも勿論、自分の好きな事をしたり、好きな音楽を聴いたり、美味しい物を食べたり、読みたい本を読んだり、歌を歌ったり・・・・
自分の身体が、自分の細胞が喜ぶ事をしてあげる事はとても大切な事だと思う。
前に書いた、家族の身の振り方を決定して直ぐ、ずっと聴きたいと思っていたポルトガルのFadoのコンサートを企画した。
私にとって、ポルトガルという場所は特別な場所。
何か自分の節目に必ず思い出すのは、ポルトガルで過ごした特別な時間の事。
ポルトガルで出会ったファディスタの高柳卓也さんを迎えて、Fadoとポルトガルワイン、そして私もFadoで少し踊らせて頂く時間を企画した。
TAKUさんの、リスボンの町並みが目に浮かんでくる様なお話、そして素敵なFadoは、まるでリスボンの街でFadoを聞いているかの様な気持ちになる時間。
是非、皆様にも私の大好きなポルトガルを、そして私の大好きなFadoを聴いていただけたら・・・と思います。
「Fadoとワインとダンスの夜
ポルトガルの民族歌謡Fado。
日本を代表するファディスタ高柳
ポルトガルのコンテンポラリーダ
哀愁漂うFado。
ポルトガルのFado酒場を再現
日時: 2017年3月25日(土) 19:00開演
会場: アトリエハコ
東京都杉並区 西荻南3丁目8−19 3F
チケット: 前売¥3500(1ドリンク付)
定員: 30名
出演: Fado 高柳卓也(www.fadotaku.co
Dance 前澤香苗(www.kanaemaezaw