子供の力

IMG_5931息子と一緒に過ごす時間の中で学ぶ事は本当に多いけれど、昨日のワークショップを終え、息子からたくさんギフトを頂いていたのだなと改めて思った。

昨日実行したワークショップは、私がやりたかった事を形にさせてもらったもの。

出来るだけ言葉のインフォメーションを使わずに想像して感じて欲しかったから、ある時、息子がお風呂になかなか入ってくれなかった時に気を引かせる為に始めた声音遊びを取り入れた。

息子に大爆笑だったこの声音遊び、ワークショップ始めから子供達は食い付いてくれて、素晴らしい材料をくれた息子に感謝。

子供という小さな人達は、本当に見くびってはいけない。

私達大人よりも、ずっと物事の本質を見抜く力があると思う。

大人が「子供向け」としてしまう事程、子供にとって退屈なことはないのではないかな。

子供とイベントをする時、「これは子供には分からない、これは子供には難しすぎる」と子供を舐めてしまう事を絶対にしないようにしようと心がけているけれど、こちら側が子供を1人の人として認め、彼らの素晴らしい感覚や表現方法に敬意をもっていると、子供もしっかりとその事を分かってくれる様なきがしている。

それはきっと、どんな場面においてもそうで、子供と遊ぶ時、子供と話す時、大人がどれだけ彼らと本気で向きあっているかで、子供もこちらに本気で向き合ってくれるのではないかと思う。

ワークショップでそんな確信を得た後、息子と息子のお友達達と公園で思いっきり遊んだ。

遊ぶ時も本気で遊ぶ。一緒に走り回り、バトミントンしてころがり、迷路探検し・・・

いつでも本気で遊ぶから疲れるけど、本気は子供に伝わっている。

そんな中、とても嬉しい事があった。

ある息子のお友達が、私に悩みを相談してくれた。

私は彼女に共感し、あるアドバイスをした。すると、そのアドバイスが腑に落ちたようで、昨晩「えいちゃんのママが○○って言ってくれたんだ」とお父さんにお話ししていたのだそうな。

彼女のお母さんも心配していたその悩みを打ち明けてくれた事、そしてそれを明るくポジティブに受け入れられるようになった事が本当に嬉しく、本気で向き合えば自分の言葉もしっかりと心の中に残ってくれるのだな・・と感動した。

そして、少々辛かった公園後の息子リクエスト「スイートポテト作り」も、幼稚園で作ったスイートポテトがとても美味しかったから、自分が掘ったお芋で作ったスイートポテトを食べさせてあげたかった・・・という優しい気持ちの贈り物が返って来て、嬉しかった。

忙しい時、つい子供に「〇〇は駄目!!」「〇〇はしないで!!」と言ってしまうけれど、心に余裕がある時には子供に向き合い、どうしたら〇〇をやらないように出来るかを考える時間がうまれる。

ワークショップを通して、そして息子と過ごす時間、息子のお友達達と遊ぶ時間を通して、とても大切な事を気付かせてもらった。

彼らと過ごす時間は、最高にクリエイティブな時間。

子供は宝!いろんな意味で、宝!!!

大切にしなければ・・・

    信じるものは救われる

    IMG_4917こちらのブログを書くのはとても久しぶり。

    連載を持たせて頂いていた幻冬舎Plusでの記事を書く事は、自分にとってもとても勉強になる経験で、限られた文字数の中で毎回、どんな書き方をしたら自分の思っている事を伝えられるか、何度も何度も読み直しては直し・・という作業は楽しいものであった。

    連載を読んで頂いていた方はお気づきかもしれないけれど、現在幻冬舎Plusの私の連載は見られなくなっている。

    10万人を超えるという想像も出来ないような数の方が私の書いた記事を読んでくださっていたけれど、様々な反響により幻冬舎Plusでの連載は打ち切り、幻冬舎より本を出版させて頂くという運びとなった。

    沢山の人の目に触れるという事は、色々な事が起きる。

    私にとっては、全ての事が初体験で戸惑うことばかりであったけれど、夢でもあった本の出版という事がこんなに早く現実のものになるなんて思っておらず、この展開には驚きと感謝の気持ちとで一杯。

    この大きな出来事で、まず思い出したのは「吉祥寺の母」の事。

    去年の自分の誕生日に大きく落ち込む出来事があって、ずっと気になっていた「吉祥寺の母」に見てもらった。

    その頃私の根っこは、最後に65日以上寝泊まりをしていた栃木に残っていると指摘され、東京に根を張るのに良い時期が丁度見てもらった日から数日間。

    その数日を逃すと、私にとって南の方角(栃木からみて東京は南)が良い時期は数年に渡って無い!と言われ、「騙されたと思って今東京に根を張ってみなさい。そうすれば、あなたの木は根をしっかりとはやし、様々な力を得て大きく育つ。家庭運も仕事運も何でも一緒!根をしっかり生やしていれば、全て上手くいくはず。」と言われたのだった。

    そんな根拠も無い事を・・・。といってしまえばそれまでだけれど、「吉祥寺の母」の言葉が妙に腑に落ちて65日以上外泊禁止、22時55分までに帰宅するという事を続けてみたのだった。

    65日が過ぎて直ぐ、バレエ講師のお仕事が決まり、その後幻冬舎Plusの連載開始、そしてずっとやってみたかったFadoとダンスの企画も実現出来た。

    そして本が出せる運びとなり、10月にはずっとやりたかったある幼稚園でのMusic&Danceを使ったWSの実行、そして10月にはとても素敵なハンドパン奏者さん、そしてこれまた素敵な手鞠をつくっていらっしゃるアーティストさんとコラボ企画も待っている

    私達の目には見えない事が、一体どのようにどの程度働いているのかは全く想像が出来ない事だけれど、「信じるものは救われる」ということはある様な気がする。

    自分が本当に信じられるものというのは、自分の身体や気持ちがしっかりそれを信じる体制になる様な気がしてならない。

    大好きな作家さん、よしもとばななさんの本に「体は全部知っている」という大好きな本があるけれど、本当に体は全部しっていて、その時自分が何をするべきか、全て知っていて色々な行動をしているのだと思う。

    これからも色々な事が起きるだろう。

    けれど、自分の心と体にしっかり耳を傾けながら自分の人生のハンドルを切っていきたいものです。

      成長

      IMG_4579先日、息子の保育参観があった。

      幼稚園が大好きな息子だけれど、その成長ぶりに感動しっぱなしの参観だった。

      色々なお支度、先生の話を聞く姿勢、大きな声で歌う歌、友達と仲良く遊ぶ姿・・・

      全てが私の目にはカッコ良く見えて、何より笑顔一杯に過ごす息子の姿に嬉しくてたまらなくなった。

      先生達も良く園児達を見てくれていて、息子をはじめ皆先生の事が大好きな様子だった。

      通園バスでは年上のお兄ちゃん、お姉ちゃんにも良くしてもらい、毎日の楽しい活動やお友達とのやり取りなどを報告してくれる今、泣いてバスに乗っていたのが嘘の様。

      沢山のお友達、沢山の先生との関わりがある環境は、とても良い環境。

      静と動のけじめをしっかりつけるという事を大事にしている幼稚園の方針はとても共感できた所であったけれど、人の話を聞く事や、挨拶をする事など、大切な事をしっかりと教えてくださって、自分の考えている大切な事と同じ事を大切にしている幼稚園に出会えた事に今は本当に感謝している。

      年中さんになるとお茶の授業が始まる。

      入園前に見学に行った幼稚園のお茶の授業では、制服を着て、必ず白いソックスを履き、畳の縁を踏んでは行けない事や、掛け軸の意味、季節のお花の事、このお部屋に入ったら美しい日本語を使いましょう。という事など着物を着た先生が綺麗な日本語で教えていらっしゃった。

      息子はその授業に釘付けで、お兄ちゃんやお姉ちゃん達と同じ様に正座をして、先生の話を良く聞いていた。

      その時、先生が「ホタル祭りでホタルは見ましたか?」という質問をなさっていて、その数日前に愛媛の実家でホタルを見たばかりだった息子はニコニコの笑顔で私に「ホタルだって」と言った事を良く覚えている。

      その息子の反応で、やっぱりこの幼稚園に入れたい!と思ったものだった。

      とても沢山の事を吸収する時期に、どんな事を体験出来るかという事は、これからの人生にも大きな影響があるかと思う。

      今はまず第一に、子供が楽しいと思える事を体験させてあげられたら・・・と思う。

      沢山の楽しいを体験しながら、これからの将来で自分の本当に好きな事を見つけられる様になって欲しい。

      今まで、ずっとやりたいと思っていた子供とダンス・音楽の活動が具体的に動いて来た。

      その活動を考える上で、やはり一番に考える事は、その活動をする事で、子供達がどんな事を発見し、どんな事を持って帰ってくれるか・・・という事。

      こちらの伝えたい事が明確になっていれば、きっと子供達は何かを感じ、何かを持って帰ってくれるのでは?と思う。

      きっと何においてもそうだとは思うけれど、誰かの人生に大きな影響を与えたりする師やアドバイザーは、自分の物差しだけで人を計らず、様々な角度からその人を見られる人のような気がする。

      息子の幼稚園生活を見学して、園児達の様子を見て、大切な事を教えてもらった気がする。

      大きな大きな可能性のある小さな人たちの未来に、少しでも良い影響が与えられる様な事、して行けたらいいな。

      子は宝。

       

       

        幻冬舎Plus

        imprensa 6.34月より連載を始めさせて頂いている幻冬舎Plus。

        「足が全てを物語る」というタイトルで、官足法の事、身体の事など、様々な体験を通して色々な事を綴らせて頂いている。

        このお話を下さった編集者の方に色々なアドバイスを頂きながら、文章を書くという事、人に伝えるという事、どうした読みやすいものになるのかなど様々な事を考える。

        これも、ダンスのクリエーションとも似ている所があって、形は違えど、このクリエーションの時間がたまらなく好き。

        書きたい事は山ほどあるけれど、理解が深まるには、どんな話の後にどんな話をしたら分かりやすいのか、どんな切り口でいったら自分の事と照らし合わせやすいのか、どんな言い方をしたら見えない身体の中で起きておる事を想像し、自分の身体を改めて意識してくれる様になるか・・・など考えて書く事は、まるでダンスクリエーションと決して変わらない脳みそを使っている気がする。

        記事のPV数が出るらしく、その数に編集部の方が喜んでいるという話は聞いていたものの、実際のその数を聞くと、自分の想像の範囲を遥かに超える数でビックリ。

        幻冬舎Plusからだけでなく、Yahooニュースやスマートニュースなどを含めると10万を超えるPV数となっているようで、自分の書いた文章がそんなにたくさんの方の目に触れているかと思うと、本当に背筋が伸びる。

        素晴らしいご縁で、この幻冬舎Plusに連載を持たせて頂く事になったけれど、ずっと前から母の活動をどうにか世に知ってもらいたいと思っていたので、大きな大きな一歩前進。

        母の施術によって様々な症状を持った方々が奇跡の様な回復をなさっていて、官足法という素晴らしい方法に惚れ込み、いつでも勉強させてもらっていると言いながら汗びっしょりかきながら人の足を揉み、皆のお母さんみたいに話を聞き、人を励ます母の活動をもっともっと沢山の人に知ってもらいたいと思った。

        勿論、母の望みは、母の大好きな素晴らしい方法である官足法が1人でも多くの人に伝わり、1人でも多くの方が自分で自分の身体を守れるようになって欲しいことなので、そこが一番だけれども、是非一生懸命な母の事を知って欲しい思いも強い。

        私は母に自分の健康を守ってもらった。

        そして母はまるで皆のお母さんの様に、沢山の人の健康を守るお手伝いをしている。

        幻冬舎Plusの連載が決まって一番喜んでくれたのはやっぱり母。

        今年の母の日は、お花の他に嬉しい報告が出来た事はとても嬉しい出来事。

        そして改めて考えている事は、私は官足法というものを通して1人でも多くの方が自分の身体に興味を持ってくれる事を期待しているということ。

        なぜなら、やっぱり私はダンサーだから。

        私の望みは、1人でも多くの方が身体そのものに興味を持つ様になり、ダンスを見るということがより、身近なものとなり、ダンスを見たり、また踊ったりする人が増えて欲しいという事。

        私は母にはなれない。

        私は私のやり方で、官足法という身体をケアする方法を通して、自分のやり方を見つけていきたい。

        そして、いつか必ずダンスと繋げて行ける様に・・・。

        IMG_4434息子からも可愛いプレゼント♡

        幼稚園で「内緒のプレゼントだよ」と言われていたようで、内緒のお花造ったんだ〜!といきなりバラしてくれたけれど、このプレゼントを造ってくれた日から、何かしてあげると「お母さん、いつもありがとう」と言ってくれる様になり、母は感激。

        息子よ、ありがとう。

        あなたの気持ちにありがとう・・・です。

          2017年度始まり

          IMG_41532017年度が始まり、色々なスタートがあった。

          息子は今年から幼稚園。

          数年ぶりのバレエクラスレギュラーをバレエアーツさんで始めさせて頂き、やはり4月から幻冬舎Plusで官足法についての連載を始めさせて頂いた。

          私にとって、2017年度は3つの新しいが始まり、しばらくはバタバタと忙しく気持ちも身体もくたくたであった。

          中でも劇的な変化は、息子が幼稚園に通い始めた事で出来た自分の時間。

          今まで24時間体制で育児中心の生活だったけれど、毎日決まった時間自分の時間があるという事が何と素晴らしい事か!!

          これも、息子と四六時中一緒に居る今まで、ほとんどの事が自分の思う通りにはいかない時間をすごしてきたからこそ感じる自分の時間を持つ事の喜びなのかな〜と思う。

          少し寂し気持ちもあるけれど、一日一日幼稚園で出来る事を増やしている息子を見て本当に成長を感じるし、離れてみて初めて、たった3年間の間だったけど、自分1人では決して経験出来ない時間を経験させてもらえた事はこれからの自分の人生においても非常に大きな経験だと感じる。

          まだまだこれから悩まされる事もたくさんあると思うけれど、ずっと一緒に過ごしたこの濃度の濃い三年間を思い出して頑張れそうな気がする。

          そして、久しぶりに受け持つレギュラーバレエクラスはなかなか新鮮で、けれど育児とのバランスがまだ上手く行かなくて、まだ大変さを感じているけれど、その間にお父さんと過ごす時間というのも良いものだと思う。

          何より、やっぱりバレエを通して身体のアプローチを観察しながらコーチングをさせて頂く事で、自分も改めて気付く事が沢山。

          そして、嬉しい事に腹筋がしっかり元の状態に戻って来た。

          そんな身体の変化も嬉しい。

          そしてそして、幻冬舎Plusでの連載開始。

          これは本当に大きな一歩。

          是非たくさんの方に読んで頂きたい!!!!!!

          そして是非是非、読者登録のほど宜しくお願い致します!

          いつか本にする事を目標に、頂いたチャンスを最大に活かせる様に、面白いものを書ける様に日々精進。

          幻冬舎Plus春の感謝祭にも参加予定。

          http://www.gentosha.jp/articles/-/7349(第1回)

          http://www.gentosha.jp/articles/-/7639(第2回)

          毎月9日、24日更新です。