日本

DSCF4595日本に帰って来て一週間とちょっと。

手続きやら何やらでバタバタしている中、久しぶりの再会も何度かあり忙しい一週間でありました。

まだまだ市役所から貰った妊婦さん書類達もきちんと確認出来ておらず、同じく妊婦さんの友人に書類達の中には妊婦さんに優しい様々なシステムの事が詰まっているから確認した方が良いと教えて貰い、早速きちんと目を通さねば!と思っている所。

念願の、結婚式を挙げた明治神宮で旦那さんと一緒にお参りをし、安産守りと旦那さんのお守りも頂く事が出来た。

日に日に身体も重くなり、お腹もだんだん大きくなってきて、赤ちゃんがポコポコとお腹を蹴っているのを感じる最近。

本当に人間の神秘を感じます。

帰って来てすぐに産婦人科で巻いてもらった腹帯の素晴らしい安心感に、面倒くさいけれど妊婦生活は腹帯で乗り切ろうと思っている所です。

昔の人の知恵は本当に素晴らしく、この腹帯、赤ちゃんが産まれても色々な使い方があるのだそうな。

今は、妊婦さん用のガードルや、簡単可愛い腹帯などもあるらしい。

長いさらしを一回一回くるくる巻いてしめなおさないといけないし、決して可愛くないし面倒だけれど、毎日変わる微妙なお腹の大きさにもぴったりフィットで、お腹、腰が本当に楽チン。

家や生活様式や身につける物など、昔の物を見直してみると本当にその優れた効果にはびっくりする事が多い。

利便性だけを重視して、本当に大切な所を見なくなってしまった様な所があるような現代でも、やっぱり良い物は良い!

昔から伝わる素晴らしい知恵をかりて、妊婦生活頑張りたいと思います!

腹帯万歳。

 

    ファッション・パリ

    土曜日、旦那さんプロデュースのパリの素敵なお店巡りに出かけた。

    行く場所、行き方は全て旦那さんが調べてくれて、どこに行くのか分からないドキドキと、本当に素敵な場所での楽しいパリの最後の週末になった。

    もともと洋服は大好きだけれど、実は私の洋服に対する価値観に新しい価値観を与えてくれたのは旦那さんといっても過言では無いと思っている。

    今までに、一生物の買い物!という買い物をした事が無かったけれど、洋服で初めてそういう買い物をするきっかけになったのも旦那さんの洋服話がきっかけでもある。

    実家を全て天然素材でリフォームをしていた時、様々な職人さん達の話を聞く上で、やはり良い素材で出来た物は長持ちをするし、初費用は高くついても結局もとは取れてしまうのだという話をよくした。

    長く持ち、人にも優しい。

    同じ様な話を旦那さん洋服話から聞き、32歳の誕生日に一生物の服を買った。

    今の私にとっては、今までの人生で一番大きな買い物。

    母親とその買い物に出かけたのだけれど、何件かお店を廻った中でも旦那さんの好きなデザイナーさんの服を見て、触ると、その素材の良さと服のデザインを一目で気に入ったようで、これは買っておいた方が良い!と背中を押され購入したのでした。

    他のお店で見るどの服にも関心は持たなかった母だったけれど、良いもの!と分かった時のあの反応の違いに、やはり人生の先輩は違うな〜と思ったものでした。唯一、そこの服だけに関心を持ち、自分もここの物を買いたい!と言っていた母。これはずっと着れるから!と買っておきなさい!!と母。

    今回、旦那さんのリサーチで訪れたお店に行ってみて思った事は、まず店のセンスが半端無く素敵だという事。

    恐らくアーティストが関わっていて、店の内装などもかなりこだわっているのだろうけれど、とにかくカッコいい。そして、洋服達の素材が良い。気持ちがいいものばかり。

    そしてなんといっても、スタッフさん達の接客もとても感じが良い上、本当に良く気がついてくれる。何件か廻ったけれど、ちょっと飲み物を出してくれたり、ちょっとした案内をしてくれたり・・・。

    今はまだ、とても買えないので見てるだけ・・だったけれど、空間や置いてある物や居る人たちのクオリティーの高さが、とても贅沢な気持ちにしてくれました。

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    ←このお店は、まるで秘密基地の様。

    通りに看板も無く、通りに面した大きなドアのインターホンを押して、ドアを開けてもらって店に入れる様な仕組み。

     

     

     

     

     

     

    そして、今興味があるのは着物。着物は本当に一生ものというか、後にも残して行ける素晴らしい物だと思う。

    結婚式の時に着させてもらった白無垢、袴は母方の親戚の持ち物。今までに、いとこ達を始め何人か袖を通している縁起物。さすがに何代も着れるようにと作られた素晴らしいお着物なだけあって、こだわって作られたお着物達。

    白無垢の方は本当の純白で、最初角隠しを着けようと思っていたのだけれど少しシミが見つかって、神宮で借りるという話になって着物と合わせてみたら、どの角隠しも色が合わず、結局着物と同じ生地の綿帽子にしたということがあった。この純白を保っておくには、本当に着物屋さんでしっかり管理してもらわないといけないらしい。そして、袴をはいた旦那さんは「こんな帯は見た事がない」と着付けの方に褒められたという。私達の結婚式にも来てくれた、その結婚衣装で10数年前に結婚した従兄弟の長女、小学4年生の女の子も、将来その衣装を着て結婚式をするなんて話もしていて、着物って素敵だな〜。とつくづく思う。

    母方の祖母が生前作った着物を沢山貰ってあるけれど、着付け習って着物を生活の中に取り入れられるように、いつかなりたいな〜と思います。

    洋服も着物も、身にまとう芸術!!!

    素敵なお店巡りの合間のカフェ・レストランどれも素敵で、本当におしゃれな一日になりました。

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    ←洋服・雑貨・カフェなどが集まる素敵なお店。

    これはCheck IN, Check OUTと書いてある小さいスーツケース達。

    可愛い

    古本に囲まれたカフェ

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      シャンゼリゼ

      DSCF4546今日は、頼まれものを購入しにシャンゼリゼ通りを通る。

      住んでいる所から離れているので、そうそう訪れる機会も無いものだけど、やっぱりパリって感じがしてとても気持ちが良かった。

      素敵な地区なだけあって、素敵なマダムに沢山遭遇。

      良いもの身につけていますね。というのが良く分かるけれど、さりげなく良いもの持っている感のする素敵なマダムを沢山見て、目の栄養になった。

      実は今日まで、シャンゼリゼ劇場でピナ・バウシュの「春の祭典」の公演が行われていた。ネットでのチケットは全て売り切れで、駄目で元々と思いながら劇場のチケットオフィスに行くと、超良い席を2枚GET出来て、最終日を鑑賞する事が出来た。

      どうやら、このシャンゼリゼ劇場で初めて行われたニジンスキーの「春の祭典」から100周年という事で「春の祭典」特集のようなものをやっていたよう。

      この前のプログラムもとても興味深いものだったけれど見逃してしまって、ピナの「春の祭典」は生で見た事が無かったので、今回はとても見たかったのです。

      作品には圧巻。さすがでございました。

      本当に見れて良かった。ピナは亡くなってしまったけれど、こうして彼女の素晴らしい作品が残っている。

      本当に素晴らしいアーティストがこの世から居なくなってしまったのだな・・・と改めて思います。

      そして、この前のプログラムであったニジンスキー版を見逃してしまったのは本当に残念だったけれど、100年まえのものが今でも伝え残されているという事に、芸術の素晴らしさを感じます。

      このシャンゼリゼ劇場での公演が、パリ滞在で見た最後の公演となったのも、なんだか感慨深いものです。

      そして、滞在中に沢山の公演を見に連れて行ってくれた旦那さんに感謝です。

      日本で失いかけていたダンスに対する自分の気持ちを、またヨーロッパで踊っていた時のように戻してくれたのは、やっぱりここパリに来れた事が大きい。

      戻って来てくれた大事な気持ちを持って、今度はまた日本に帰って試行錯誤始めようと思います。

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        記念旅行

        DSCF4480結婚式から一周年記念という事で、以前ある方が訪れたと聞いて一目惚れしてしまったツリーハウスを予約し、パリから約2時間の田舎町へ小旅行。

        本当に素敵な場所で、素敵な思い出深い一年記念になりました。

        その辺りは住所もおおまかで、その辺り一体がこのツリーハウスを経営しているファミリーの持ち物の様子。

        小さなお城には、600年も前からオーナーさファミリーのご先祖様達が暮らしているのだそうな。

        私達が訪れたツリーハウスが出来たのは3年前。もともとオーナーさんは、そういう事がしたいと考えていたらしいけれど、10年程前にオーナーさんの従兄弟にあたる人がフランスで初めてツリーハウスを造ったという人らしく、そのチームの人が集まってここのツリーハウスを造ったらしい。

        いくつかあるツリーハウスは個々が本当にバラバラに森の中などに出来ていて贅沢。私達が訪れた日は普通の日だった事もあり、予約は私達だけだったようで、森までも貸し切り状態。週末は予約で一杯で、大体20人くらいは泊るらしいけれど、ラッキーでありました。

        オーナーさんはこの土地に帰って来る前はイギリスに居たらしく、とても美人で本当にインテリジェントな女性という雰囲気がプンプンして、なんだか憧れます。

        10歳の超イケメン息子君は英語・フランス語を上手に使い分けて私達にも話しかけて来てくれて、将来が楽しみなイケメンだ。と思います。あんな自然一杯の所で育った子は、将来どんな風になるのだろう・・・

        電気もガスも無い木の上での一夜は、本当に静かで、ロウソクの明かりと外の木の揺れる音とが眠気を誘ったのか、ご飯を食べ終わるとあっという間にいつの間にか寝てしまっていて、でもきっとコレが本当に身体が自然な状態になるということかもしれないな〜と思いました。

        新緑の綺麗な森を散歩し、何の音にも光にも邪魔されずに過ごす時間は本当に素敵な貴重な体験。

        またいつか訪れたいな・・・と思う様な本当に素敵な場所。

        綺麗な空気と沢山の緑に、沢山のエネルギーを貰いました。

        結婚式から一周年、これからも夫婦仲良く一年一年を大切に過ごして行きたいと改めて思います。  DSCF4525DSCF4453DSCF4455DSCF4456DSCF4486DSCF4504DSCF4471

          残りわずか・・

          パリでの時間も残りわずかとなって来て、何だか少し寂しい気持ちもありんす。

          あと1週間ちょっとかと思うと、しておきたい事も沢山。

          あまり酷くはなかったけど悪阻も終ったようで、やっと美味しくご飯が食べれる!と思った所だったのに。

          ここ何日かで、パリ・オペラ座の公演を当日券の激見にくい席で鑑賞したり、友達が新婚旅行でパリにやって来たので一緒に観光と美味しいご飯を食べたり、初めてのヤン・ファーブルの作品を鑑賞したりとなかなか目白押しの毎日でございました。

          さすがの大都市パリに住んでいると、この短期間の滞在の間にも日本からお友達や親戚や知り合いの方や、色々な方がパリを訪問しに来てくれてとても楽しい。

          今までヨーロッパの他の都市に住んでいた時にはこんなこと無かったな〜と、やっぱりパリって凄い。と思います。

          そして何より、沢山のダンスが見れるという事にいたっては、見切れない程の公演の多さに、自分は踊る側の人間ではあったけれど、まだまだ知らない事が本当に沢山あるのだな。と実感。

          確実に、フランスに来て色々な作品を見て、旦那さんのお陰で今まで自分では選択しなかったであろう作品なども見て、色々な事を感じる事が出来たし、もっともっと色々な事を勉強しなければいけないな。と気づく事も出来た。

          なので、日本に帰ったらパリのように色々な公演を見るという機会は減るけれど、日々変化する自分の身体と赤ちゃんと向き合いながら、与えられた時間だと思って、改めて色々な事を勉強をしたいな〜と思います。

          沢山本を読みたいし、語学ももう一度改めて頑張りたいし、自分の頭の中もきちんと整理しなければ。

          そして、明日からは旦那さんと小旅行♪♪

          木の上のホテルに泊りに行ってきます。

          大都市からつかぬ間の自然体験。

          楽しみです♪

          ←友人夫婦と会食。にしんの酢漬けは激ウマ。

          チーズは好きなだけ・・・↓  美味しゅうございました。

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